




Overview
マンション概要
マンション名
桜丘フラット
交通
小田急線「千歳船橋」駅 徒歩8分
所在地
世田谷区桜丘2-8-30
建築年月
1993年 11月
構造
鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階付11階建
総戸数
226戸
新築分譲主
興和不動産
施工会社
長谷工コーポレーション
専有面積
63.34m2 〜 128.15m2
価格相場
★★★☆☆
売り出しレア度
★★☆☆☆
桜丘エリアで最大規模を誇る桜丘フラット
桜丘フラットは1993年に興和不動産(現、日鉄興和不動産)によって分譲された、全2棟からなる全226戸・11階建の大規模高層レジデンス。
興銀グループの流れを汲む同社は2012年に新日鉄都市開発と経営統合し、現在リビオの名を冠したマンション分譲事業を展開しています。
日鉄興和の新築マンション供給戸数ランキングは例年10位くらいですので、中堅どころの位置でしっかり定着していますね。
桜丘フラットの外壁は濃淡まだらなグレータイルが全面に貼られ、等間隔に配置されたバルコニー外壁のアール(曲線)がきれいなフォルムに仕上がっています。
桜丘フラットはエリア最大級のマンションだけあって、その圧倒的な存在感は他のマンションの追随を許しませんね。


複数の公園が近く買い物に便利な立地
桜丘フラットは最寄駅の千歳船橋から徒歩8分ほどの距離にあり、開放的な南・東・北の三方角地に佇みます(正確にいうと北東角地+南道路)。
マンションの南側を走る千歳通りのこの一角は巨大なマンション群が迫力をもって建ち並ぶとともに、春の季節は街路樹の桜がきれいに咲き誇る、桜丘のシンボリックなスポットといえるでしょう。
食料品の買い物は千歳船橋駅周辺の複数のスーパーに加えてライフ経堂店が徒歩10分圏内にあるため、選択肢は豊富にあります。
また、マンションには桜丘二丁目南広場が隣接し、さらに桜丘三丁目児童遊園が徒歩2分ほどと至近の距離にあって、子育て世帯にとって心強い立地といえそうですね。
一見すると快適な住空間だが注意したいポイントも
桜丘フラットはほとんどの住戸が専有面積80㎡を超える、ゆったりとしたファミリー向けの間取りで構成されています。
あくまで外から見る限りですが、すべての住戸は南向きと思われ、陽当りと眺望はじゅうぶんに確保されていることでしょう。
桜丘フラットの特徴としては小エントランスを多めに設置している関係で、結果として共用廊下が少なくなっています。
そのため住民同士のプライバシー性が高くなり、加えて複数バルコニーを付設することで居室の明るさや風通しが、一般のマンションと比べると良さそうな印象ですね。
ただし快適な住空間を実現するいっぽうで、エレベーター設置数の多さなどは確実に桜丘フラットの管理修繕コストにのしかかってくる点を忘れてはいけません。
現行の管理費・修繕積立金の平米単価は573円(2025年4月現在)と決して高い水準ではありませんが、何せ広めの住戸が多いだけに毎月50,000円ほどのランニングコストが発生します。
さらに桜丘フラット最大の難点を挙げるとすれば、管理規約で住戸内のフローリング使用が禁止されていることでしょうか(ただし1階住戸を除く)。
フローリング禁止による騒音トラブルの予防は理解できるのですが、さすがにカーペット敷きは現代のライフスタイルに合っておらず、子育て世帯にとっては子どもが食事するときの気の使い方やアレルギー面でネガティブな印象を持つ人も多いことでしょう。
総じて桜丘フラットは、エリアのランドマークマンションなだけに人気は高いのですが、ややクセがあるのも事実ですので、ライフスタイルに合うかどうかしっかり精査して判断したいですね。
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