ヴィークコート世田谷千歳船橋

Overview

マンション概要

マンション名

ヴィークコート世田谷千歳船橋


交通

小田急線「千歳船橋」駅 徒歩9分


所在地

世田谷区船橋3-5-26


建築年月

2007年 9月


構造

鉄筋コンクリート造地下1階付8階建


総戸数

87戸


新築分譲主

清水総合開発


施工会社

清水建設


専有面積

58.37m2 〜 122.01m2


価格相場

★★★★☆


売り出しレア度

★★☆☆☆


清水3兄弟の次男坊ヴィークコート

 ヴィークコート世田谷千歳船橋は清水総合開発が分譲し、千歳丘高校をまるで囲むように「ヴィークステージ世田谷千歳船橋」「ヴィークグラン世田谷千歳船橋」をプロデュースした、「ヴィーク」シリーズ3部作の2棟目のマンションです。
 ヴィークとは”VIvid(活き活きとした)Especial(格別な)QUality(高品質)”の頭文字を由来として名付けられました。

 大手ゼネコン系列の清水総合開発らしい過度な派手さはないながらも、そこはかとなく気品漂う上質な室内空間が特徴です。
 雁行設計で道路面に向かってせり出してくるようなバルコニーが、ヴィークコートのシャープかつ迫力のある存在感を強く印象付けますね。

緑を身近に感じつつ生活の質を高める

 ヴィークコートは最寄駅の千歳船橋から徒歩9分と遠くないうえに、マンション東側の烏山川緑道に寄り添うように建てられており、緑を身近に感じられる住環境が最大の魅力。

 マンションの西にある千歳丘高校側に共用廊下を配置し、ほとんどの住戸のバルコニーは南側と東側に持ってくるなど、眺望を重視した設計にも好感が持てます。
 設備面においてもディスポーザーやミストサウナ、全戸トランクルームを標準装備するなど、生活の質をワンランクアップさせる姿勢も見逃せません。

ファミリーに最適も残念なエントランス

 ヴィークコートの住戸の多くは専有面積が70㎡台と80㎡台の、間取り3LDKタイプがメインとなっています。
 他にも60㎡台や100㎡超の住戸を設けるなど、少人数と大人数世帯のいずれにも対応できる懐の深さが良いですね。

 千歳丘高校の部活やイベントの騒音は多少あるかもしれませんが、マンション前の道路は住民以外のクルマはほとんど通らないですし、道路を隔てて公園があるため小さなお子さんのいるファミリー層には特に安心です。

 ここまでヴィークコートをだいぶ持ち上げましたが、”マンションの顔”とも言えるエントランスに関して自動ドア1枚、といかにもショボいところが玉にキズ。
 これはヴィークコートの接道長さの短さゆえの苦肉の策なんでしょうが、1階部分の住戸と車路を確保したためにエントランスの間口がじゅうぶんにとれなかったのでしょう。
 手前の1階住戸を削ってちゃんとしたエントランスを導入したほうが、結果的に高値で販売できたような気もしますがどうなんでしょうか。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。