Overview
マンション概要
マンション名
第5千歳船橋ヒミコマンション
交通
小田急線「千歳船橋」駅 徒歩15分
所在地
世田谷区船橋6-4-5
建築年月
1980年 2月
構造
鉄筋コンクリート造5階建
総戸数
15戸
新築分譲主
日榮開発
施工会社
辰村組
専有面積
55.12m2 〜 57.24m2
価格相場
★★☆☆☆
売り出しレア度
★★★☆☆
千歳船橋最後のヒミコマンション
第5千歳船橋ヒミコマンションを分譲したのは日榮開発(すでに倒産)で、同社はヒミコマンションをはじめ、ヒミコセラン、ヒミコハビタットの3ブランドを展開しました。
ヒミコとは、魏志倭人伝に伝わる邪馬台国の卑弥呼の名を拝借しているのでしょう(そう理解するほかない)。
マンション、セラン、ハビタットの違いは、マンションを基本路線としつつ、セランはちょっとだけ高級志向、ハビタットは階段で住戸を振り分けた戸建感覚、と本当に微妙な違いしかありません。
第5千歳船橋ヒミコは千歳船橋シリーズ最後のピースで、4番目に分譲されました(”4”は縁起が悪いからか、1~3の次は5になっている)。
邪馬台国に管理人さんやエレベーターは不要
第5千歳船橋ヒミコは5階建ですが、エレベーターなんて気の利いたものはありません(通称:エレなし)。
しかも駅からの距離も遠く、やっと到着したと思ったら目の前には階段…。
正直に言うと3階くらいまでならまだしも、それより上になると、無事にたどり着ける気がしないのは私だけでしょうか。
さらに第5千歳船橋ヒミコの管理面は自主管理のため管理人さんはおらず(清掃の方はいる)、令和の現代にありながらもまるで邪馬台国のような暮らしを…(以下、自粛)。
きっと評価は二分する、第5千歳船橋ヒミコ
第5千歳船橋ヒミコの住戸は全て南向きで、珍しいことにそのほとんどが専有面積57.24㎡の間取り3DKタイプとなっています。
つまり共用廊下のある北側に1室、そして真ん中にDKがあって、南バルコニー側に2室あるパターンですね。
間取りとしてはオーソドックスで使いやすく、3人家族までならじゅうぶん暮らせる広さかと思います。
さらに自主管理&エレなし&機械式駐車場がないとなれば、マンションの維持修繕をするうえで最強のローコスト運営が可能なのも第5千歳船橋ヒミコの強みです。
なんせ管理組合の出費に占める管理会社への管理委託料や、大規模修繕工事におけるエレベーター&機械式駐車場の更新費用はバカになりませんから。
マンションとしてのプラスアルファを究極にそぎ落とした第5千歳船橋ヒミコの評価は分かれるところでしょうが、こういう物件があっても良いと思うのは私だけじゃないはず。
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