キャニオンコープ第2千歳船橋

Overview

マンション概要

マンション名

キャニオンコープ第2千歳船橋


交通

小田急線「千歳船橋」駅 徒歩2分


所在地

世田谷区船橋1-28-3


建築年月

1985年 3月


構造

鉄筋コンクリート造4階建


総戸数

15戸


新築分譲主

有村地所


施工会社

有村工業


専有面積

44.10m2 〜 62.94m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★★★☆


第2は駅近!有村地所のキャニオン

 キャニオンコープ第2千歳船橋を分譲したのは有村地所で、マンション名の「キャニオン」に何の思いを込めたかは良くわかりません(たぶん語呂だと思うが)。
 このキャニオン第2千歳船橋は若干辺鄙な立地の「キャニオンコープ千歳船橋」から遅れること2年半、千歳船橋駅至近の立地にて分譲されました。

 有村地所が分譲したキャニオンコープはなぜか世田谷と練馬だけで、こと世田谷に限れば経堂・千歳船橋地区で計5棟も分譲しています。
 世田谷のキャニオンコープはいずれも3階ないし4階建で、専有面積が30㎡~50㎡のコンパクトタイプ、5棟すべてにエレベーターがない(通称:エレなし)という徹底的に共通した企画でわかりやすいシリーズです。

駅近×閑静=最強のマンション

 キャニオン第2千歳船橋は、何と言っても千歳船橋駅から徒歩2分という希少性の高い立地にあります。
 同駅から徒歩3分のマンションはいくつかありますが、徒歩2分の物件は、ここと「アルシア千歳船橋」だけと記憶しております。

 さらに駅近でありつつも、周辺は戸建やアパートが建ち並ぶ穏やかな住宅街のため、まさに利便性と住環境が融合した贅沢な暮らしを享受できそう。
 外壁に貼り巡らされた薄いベージュ色のタイルも、清潔感があって万人受けしそうなフォルムに仕上がっていて、良い雰囲気ですね。

敬遠されがちな”エレなし”の対抗策

 キャニオン第2千歳船橋の住戸は専有面積40㎡台をメインに、一部を50㎡~60㎡で構成されています。
 いくら住宅街にあるとは言え、やはり駅近なだけあって人の往来はあるため、コンパクトなサイズの間取りを多めに採用したのは大いに頷けるところ。

 ただしキャニオン恒例のエレなしマンションですので、4階住戸は毎日の階段の上り下りを覚悟することと、売却の際は苦戦必至となることをよく肝に銘じましょう。
 しかしながら駅徒歩2分の価値はここでもじゅうぶん発揮すると思われ、例えば「同じ価格と広さのもと駅徒歩10分でエレあり4階」と比較するとどうでしょうか。
 私見ながら「駅徒歩2分でエレなし4階」を選ぶ人が相当数いるように感じています。

 不動産は立地が命、とよく言いますがキャニオン第2千歳船橋にとって駅徒歩2分のワードは、まさに”色の白いは七難隠す”ばりの大いなる価値があるんでしょうね。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。