




Overview
マンション概要
マンション名
パークナード経堂
交通
小田急線「経堂」駅 徒歩11分
所在地
世田谷区桜上水1-4-1
建築年月
2016年 9月
構造
鉄筋コンクリート造地下1階付11階建
総戸数
90戸
新築分譲主
パナソニックホームズ
施工会社
長谷工コーポレーション
専有面積
56.21m2 〜 72.12m2
価格相場
★★★★☆
売り出しレア度
★★☆☆☆
Panasonic系列プロデュースのパークナード経堂
パークナード経堂は2016年にパナソニックホームズによって分譲された、2棟からなる高層&低層レジデンス。
何にせよ「世界のPanasonic」系列が分譲したため、外国人にとっては財閥系マンションよりネームバリューがあるかもしれません。
ちなみにパークナードの由来はホームページによると”park(公園)”と”promenade(散策や小路)”を合わせた造語であり、さすがPanasonic系なだけあって「Pa」と「Na」の頭文字も意識したようですね。
そんなパークナード経堂の外壁は穏やかなアイボリータイルをメインに、バルコニー外壁に採用された半透明パネルが陽に照らされ眩しい輝きを放ちます。
また、エントランスプロムナードの植樹の量が凄すぎて、一瞬エントランス扉がどこにあるのかわからなくなるほどですよ。


高層棟と低層棟の異なる表情が魅力
パークナード経堂は東側道路を挟んで「経堂赤堤通り団地」などの集合住宅が並び立つ、落ち着きある住宅街に立地します。
そしてマンションは赤堤通りに面する高層棟と、建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域内に存する低層棟の、ふたつの異なる表情に大きな魅力を感じることでしょう。
食料品の買い物は経堂駅周辺のスーパーまで行かなければならないため、少々不便さを感じるかもしれません。
その代わりといっては何ですが、パークナード経堂の隣接地に桜上水一丁目東公園があったり、経堂赤堤通り団地内の遊び場などがあって、子育てするには便利な立地ですよ。
駅からの所要時間は実際に歩いて確認したい
パークナード経堂の住戸は専有面積が60㎡台と70㎡台を中心とする、ファミリー向けの間取りで構成されています。
間取りは実に長谷工らしい既視感を覚える3LDKタイプのオンパレードで、オリジナリティに乏しいものの使い勝手は上々でしょうね。
高層棟は南向き住戸ばかりで、逆に低層棟の住戸は東向き若しくは南西向きとなっていますが、やはり陽当りや眺望を重視するなら高層棟一択といって差し支えないほど差がありそうです。
ただし世田谷では低層マンションに根強い人気があるため、陽当りや眺望に劣る低層棟が不人気とは言い切れません。
現に、2021年に低層棟の2階南西向き3LDKと、高層棟の5階東南角3LDK住戸がそれぞれ取引されましたが、平米単価で2%ほど高層棟が高値で成約したものの、角住戸である点を考慮するとほぼ差はないに等しいといって過言ではありません。
またパークナード経堂は全90戸と世田谷では中規模スケールに相当し、共用部分の管理修繕コスパが良さげな点はプラス評価できそうです。
2025年6月には修繕積立金を従来のおよそ3.5倍に値上げをし、今後の大規模修繕工事を見据えた管理組合の意識の高さを窺わせますね。
最後に、パークナード経堂は経堂駅から徒歩11分を謳っているものの、信号待ち時間が長めの赤堤通りを渡らなければならないこと、そして複数棟で構成されていてエントランスから住戸までたどり着くのにプラスアルファの時間を要します。
そのため徒歩15分くらいの立地のマンションと同等くらいの体感ですので、しっかり駅から歩いて確認するようにしましょう。
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