Overview
マンション概要
マンション名
千歳船橋ヒミコセラン
交通
小田急線「千歳船橋」駅 徒歩18分
所在地
世田谷区船橋6-22-8
建築年月
1982年 6月
構造
鉄筋コンクリート造4階建
総戸数
15戸
新築分譲主
日榮開発
施工会社
熊谷組
専有面積
50.96m2 〜 66.95m2
価格相場
★★☆☆☆
売り出しレア度
★★★★☆
プチ高級志向のヒミコセラン
千歳船橋ヒミコセランを分譲したのは日榮開発(すでに倒産)で、同社はヒミコマンションをはじめ、ヒミコセラン、ヒミコハビタットの3ブランドを展開しました。
ヒミコとは、魏志倭人伝に伝わる邪馬台国の卑弥呼の名を拝借しているのでしょう(そう理解するほかない)。
マンション、セラン、ハビタットの違いは、マンションを基本路線としつつ、セランはちょっとだけ高級志向、ハビタットは階段で住戸を振り分けた戸建感覚、と本当に微妙な違いしかありません。
セランがちょっとだけ高級志向とした理由ですが、それはエントランスの取っ手を見ると一目瞭然。
ヒミコマンションは高床式住居の絵柄だったのが、セランは洋館にランクアップしています。
このセンス、私は好きだなぁ。
開放的な角地に外壁タイルがよく映える
ヒミコセランは道路幅にゆとりのある南西角地に建っており、明るく開放的な佇まいです。
またヒミコセランと言えば、シリーズ上級ブランドなだけあって、外壁はベージュ色のタイルが全面に貼り巡らされ、そこはかとない気品も感じさせます。
ただしマンションの設備に目を向けると、エレベーターはなく(通称:エレなし)、オートロックや宅配ロッカーなんて気の利いたものはひとつもありません。
セランはマンションよりも外壁にタイルをたくさん貼っただけ、と聞くと少し切ない気持ちが芽生えるのは私だけではないはず。
1階でも陽当りやプライバシー良さげ
ヒミコセランの住戸は専有面積が50㎡台と60㎡台の間取り3DKタイプがメインとなっています。
全ての住戸は東南向きのバルコニーで、共用廊下側に1室と真ん中にDK、バルコニー向きに2室のよくある間取りですね。
バルコニーの先はサニクリーン社の倉庫があるものの空間にゆとりがあって、陽当りや眺望も悪くなさそうに感じます。
もちろん上層階のほうが眺望は優れているのですが、そこはエレなしゆえの難しさで4階部分の住戸は売るのも貸すのも大変そう。
このヒミコセランは案外1階の住戸でも陽当りとプライバシーを確保された、いわゆる「良い1階」の条件を満たしているように推察できますね…ただ1戸を除いては。
その1戸とは1階手前角の住戸なのですが、当該住戸に沿うようにヒミコセランの自転車置場が設置されており、普通に想像して部屋の窓なんか開けられないし、ほぼ毎日毎時間カーテンを閉めきって生活しなきゃならんと思うんですけど。
Map