アトラスシティ世田谷船橋

Overview

マンション概要

マンション名

アトラスシティ世田谷船橋


交通

小田急線「千歳船橋」駅 徒歩19分


所在地

世田谷区船橋6-27-1


建築年月

2023年 1月


構造

鉄筋コンクリート造10階建


総戸数

228戸


新築分譲主

旭化成不動産レジデンス
大和ハウス工業


施工会社

長谷工コーポレーション


専有面積

67.47m2 〜 88.05m2


価格相場

★★★★☆


売り出しレア度

★★☆☆☆


シン・希望丘団地たるアトラスシティ

 アトラスシティ世田谷船橋は2023年、かつて朝日新聞生産技術研究所があった跡地約19,000㎡弱の広大な敷地に建てられた全228戸、10階建の大規模マンションです。
 分譲したのは旭化成不動産レジデンス等で、同社ブランド名の「アトラスシティ」が名付けられました。

 アトラスシティは東側道路側のアベニューフォートとサウスフォート、烏山川緑道に面するシーズンフォートの3棟で構成されています。
 ただ、近隣にある希望丘団地がアトラスシティよりもさらに大規模なだけに、まるで「シン・希望丘団地」であるかのような印象を持ってしまうのは私だけではないはず。

緑に囲まれスケールメリットを享受

 アトラスシティは北・東の角地に建ち、西側は烏山川緑道に面するため、実質的には三方角地のような開放感が魅力です。
 特に烏山川緑道沿いのシーズンフォートは、眼前の緑樹がまぶしくバルコニーから四季の移ろいを間近に感じることができる希少な立地。

 またスケールメリットを活かして共用施設も充実させており、コワーキングルームやファミリーラウンジなど昨今の上手く需要を取り込んだ施設を整えています。
 敷地内にはサミットストア世田谷船橋店がオープンしており、近隣には希望丘公園や千歳温水プールなどの店舗や施設が毎日の生活を充実させてくれそう。 

問題はただひとつ、それは駅からの距離だ

 アトラスシティは専有面積が70㎡台をメインとする、3LDKの間取りを数多くラインナップしています。
 場所柄ファミリーに人気なこともあって、その需要をしっかり捉えていますね。

 施工は長谷工コーポレーションで、外壁はシンプルにベージュ系タイルを貼り巡らせ、そのフォルムからは長谷工らしく煌びやかさはあまり感じられません。
 ただし室内の住宅設備はディスポーザーやキッチン天板に天然石を採用するなど、(新築価格の割には)高仕様にしている点は好感が持てます。

 この立地だと小田急線、京王線のどちらからも果てしなく遠く、同じく駅から遠い大規模の「東京テラス」ほどバス便も充実していないため、通勤通学がやや大変なのはガマンするしかないですね。
 駅から遠い点さえ無視すれば、このスケール感で周りを緑に囲まれ、普段の買い物も便利なアトラスシティは高評価に値するマンションだと思いますよ。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。