




Overview
マンション概要
マンション名
シティハウス世田谷桜丘
交通
小田急線「千歳船橋」駅 徒歩6分
所在地
世田谷区桜丘5-38-1
建築年月
2008年 7月
構造
鉄筋コンクリート造地下1階付8階建
総戸数
112戸
新築分譲主
住友不動産
施工会社
鴻池組
専有面積
50.54m2 〜 89.13m2
価格相場
★★★★☆
売り出しレア度
★★☆☆☆
都会的なシャープさが光るシティハウス世田谷桜丘
シティハウス世田谷桜丘は2008年に住友不動産によって分譲された、全112戸・8階建の中規模レジデンス。
住友が展開するマンションといえば、シティハウス<ガーデンハウス<グランドヒルズの序列がありますが、このシティハウス世田谷桜丘に関してはベースグレードらしからぬ堂々とした存在感があります。
ちなみに世田谷桜丘では「世田谷桜丘シティハウス」という、名前がそっくりな住友のマンションがあるので混同しないよう注意してください。
そんなシティハウス世田谷桜丘の外壁はホワイトとグレーの重層的なタイル貼りでデザインされ、スカイブルーのバルコニーパネルが都会的でスタイリッシュな印象をもたらします。
まるで東京都心のオフィスビルを思わせるエントランスデザインも、実にシャープでカッコいいですな。


近隣に公園が点在する開放的な四方角地
シティハウス世田谷桜丘は四方すべてを道路に囲まれた、希少性の高い開放的なロケーションが最大の魅力といえるでしょう。
ただしマンションの南側道路を挟んで小田急線の高架があり、さらに西側道路は環八通りのため、騒音や振動の影響はそれなりに覚悟する必要がありそうです。
食料品の買い物はサミットストア砧環八通り店が徒歩4分ほどで利用できるほか、千歳船橋駅周辺にも複数のスーパーがあって選択肢に困ることはなさそうです。
また、マンションから徒歩5分圏内には弁天公園や笠森公園など子どもが遊べる公園が点在していて、子育て世帯にとって暮らしやすい環境が整っていますよ。
所在階&住戸の向きによって成約価格が大きく異なる
シティハウス世田谷桜丘の住戸は専有面積が50㎡台から80㎡台までの、さまざまな世帯に対応する間取りで構成されています。
これは駅には比較的近いながらも小田急線の高架と環八通りに面する微妙な立地なだけに、4人家族のファミリー層に全振りしなかった秀逸なプランニングであるように感じますね。
マンションはアルファベットの”U”の字を横に引っ張ったような形状をしており、住戸はそれぞれ南・西・東向きにわかれています。
くどいですが南向き住戸の目の前は高架があり、西向きは環八通りがあるため、過去の取引データを見てみると東向き住戸に人気があるようで、実際に成約価格も強含んでいる傾向が見受けられます。
さらに踏み込んで見てみると、高架や環八の影響をモロに受ける南向きと西向きの低層階住戸に至っては、それ以外の条件の住戸と比較して10%から20%ほど成約平米単価がダウンして取引されていますので、参考にしてみてください。
シティハウス世田谷桜丘は2023年に1回目の大規模修繕工事を終えましたが、やはり全112戸の規模感は一定の安心感がありますね。
現行の修繕積立金の平米単価は223円(2025年3月現在)とごく一般的な水準ですし、この金額を下回る総戸数100戸以下のマンションはザラですから。
最後に、シティハウス世田谷桜丘の敷地内駐車場の空き区画は慢性化しているようで、さらに維持改修コストが高い機械式駐車場が設置されているだけに、この点だけ気がかりです。
駐車場の空き区画が増えると使用料収入が満額入ってきませんし、結果として管理費の値上げにつながる可能性も高くなりますので。
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