ライオンズマンション千歳船橋

Overview

マンション概要

マンション名

ライオンズマンション千歳船橋


交通

小田急線「千歳船橋」駅 徒歩18分


所在地

世田谷区船橋4-36-11


建築年月

1985年 2月


構造

鉄筋コンクリート造5階建


総戸数

49戸


新築分譲主

大京


施工会社

東洋建設


専有面積

40.59m2 〜 51.21m2


価格相場

★★☆☆☆


売り出しレア度

★★☆☆☆


ノスタルジックさ漂うライマン千歳船橋

 ライオンズマンション千歳船橋は1985年に大京によって分譲された、5階建のマンションです。
 ライオンズマンション(通称:ライマン)といえば、マンションデベロッパーの雄・大京が分譲したマンションシリーズとして、あまりにも有名。
 築年数がそれなりに経過していることもあって、マンション館銘板は少し古めかしい感じが出てそれもまた味わい深いですね。

 そんなライマン千歳船橋の外壁はライマン王道たる濃淡まだらなベージュタイルが貼られ、マンション棟屋のマンション名が実にノスタルジックです。
 マンションの目の前にはバス停「宝性寺」があるのですが、雨の日にはバス待ちでエントランスにて雨宿りする利用者が出現するのは少しモヤッとしそうですね。

駅遠ながらバス便のアクセスは良好

 ライマン千歳船橋は駅からは果てしなく遠いものの、環八通りからワンブロック離れた希望丘通り沿いの開放的な北西角地に立地しています。
 ただ、目の前のバス停からは千歳船橋駅と千歳烏山駅に1本でアクセスできるため、単なる駅遠物件との決め付けは安直かもしれません。

 食料品の買い物はサミットストア世田谷船橋店が徒歩9分ほどの距離にあり、さらにユニクロ世田谷千歳台店は徒歩5分くらいで利用できる立地のため、何気に利便性は高いかもしれません。
 そしてマンションから徒歩7分圏内には世田谷に4つしかない都立公園のひとつである蘆花恒春園と、さらに球技が楽しめる中規模タイプの希望丘公園もあって、子どもの遊び場に困ることはなさそうですね。

均一的な条件の住戸が多く相場も安定的に推移

 ライマン千歳船橋のほとんどの住戸は専有面積が40㎡台の、ややコンパクトなサイズの間取りで構成されています。
 駅遠物件であれば住宅に広さを求めるファミリー層の需要が多いのですが、この年代のマンションは「昭和の住宅すごろく」ゆえか、中途半端な広さの物件が多い印象ですね。

 マンションは南北に長い形状をしており、バルコニーはすべて西向きの配置で、陽当りや眺望は所在階なりといったところでしょうか。
 また、住戸のバルコニーの先には空間が確保されるとともに接する道路幅も広いため、道路向かいのマンション群の圧迫感はそれほど意識せずに済みそうです。

 そして総戸数が50戸近いうえ、広さや陽当り、眺望など諸条件が均一的なライマン千歳船橋では、マンション内で相場が形成されやすい環境にあるようです。
 外部要因による相場の上げ下げは当然あるものの、比較的にわかりやすい価格変動なので取引に納得しやすいメリットがありそうですね。

 最後に、ライマン千歳船橋は壁式工法で建てられているため、躯体となる住戸内の一部の壁を撤去することができません。
 そのためリノベーション工事による間取り変更を前提として購入する場合、希望通りに変更できない可能性がありますので、事前にしっかり調査しましょう。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。