アイランド経堂

Overview

マンション概要

マンション名

アイランド経堂


交通

小田急線「経堂」駅 徒歩4分


所在地

世田谷区宮坂3-14-13


建築年月

2008年 12月


構造

鉄筋コンクリート造5階建


総戸数

19戸


新築分譲主

ランドハウジング


施工会社

共立建物


専有面積

22.92m2 〜 63.34m2


価格相場

★★★★☆


売り出しレア度

★★★★☆


賃貸マンション然とした雰囲気のアイランド経堂

 アイランド経堂は2008年にランドハウジングによって分譲された、5階建のマンションです。
 1994年に設立された同社は主に不動産の売買・賃貸・管理・建築を提供する総合不動産会社で、現在はトランクルームや留学生支援事業なんかも展開しているようですね。
 ところでこのアイランドの由来ですが、さしづめ社名であるランドと”island(島)”を掛け合わせたんでしょうか。

 そんなアイランド経堂の外壁は質感のあるホワイトタイルが全面に貼られ、スッキリと爽やかなフォルムに仕上がっています。
 ただ率直なところ分譲マンションというよりも、ちょっとグレード高めの賃貸マンション然とした佇まいですね。 

駅チカながら自然が身近な住環境

 アイランド経堂は最寄駅の経堂から徒歩4分ほどの距離にあるうえ、北側道路を挟んで北沢川緑道が流れる緑豊かな住環境が魅力です。
 ただし緑道が近いということは土地が低い証左であり、実際に浸水リスクがやや高めのエリアですので、事前にハザードマップを確認しましょう。

 食料品の買い物は経堂駅周辺にスーパーが複数あるため、選択肢に困ることはなさそうです。
 また、マンションから徒歩1分ちょっとの距離で、きれいに整備された山下西公園があり、子育て世帯にはとても暮らしやすい環境が整ってますよ。

外部オーナーが多いであろうマンションで気を付けたいこと

 アイランド経堂の住戸はそのほとんどが専有面積で50㎡を下回る、おひとりさまやDINKsをターゲットとする間取りで構成されています。
 住戸は東向きと西向きとにわかれていますが、やはりバルコニー先が道路(西福寺通り)に面した東向き住戸のほうが陽当りや眺望に恵まれていることでしょう。
 いっぽうで西向き住戸の目の前には、同じくらいの背の高さの「イーストウィングアネックス」の共用廊下があるので、住民の目線などが少し気になるかもしれません。

 話は変わって、アイランド経堂で専有面積20㎡台から30㎡台くらいの住戸は、おそらくオーナーが居住せず賃借人に貸しているケース(※外部オーナー)が多いように感じます。
 一般に外部オーナーはマンション管理に対する意識が低めといわれますし、さらに賃借人は入退去の入れ替えが激しく、生活マナーにおいて問題を起こしやすい(あくまでオーナー居住者と比べて)と聞きますので、その点は少し心配ですかね。

 アイランド経堂で最上階の63㎡タイプはペントハウスであり、Googleマップで見る限りは広いルーフバルコニーが付設していて、かなり条件が良さそうです。
 この住戸が中古で売りに出たら、瞬間蒸発は間違いないでしょうね(もちろん価格次第ではあるが)。

 最後に、アイランド経堂は壁式工法で建てられているため、躯体となる住戸内の一部の壁を撤去することができません。
 そのためリノベーション工事による間取り変更を前提として購入する場合、希望通りに変更できない可能性がありますので、事前にしっかり調査しましょう。

Map

周辺地図

この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。