経堂セントラルマンション

Overview

マンション概要

マンション名

経堂セントラルマンション


交通

小田急線「経堂」駅 徒歩7分


所在地

世田谷区経堂1-37-10


建築年月

1969年 1月


構造

鉄筋コンクリート造8階建


総戸数

56戸


新築分譲主

新泉興産


施工会社

清水建設


専有面積

68.70m2 〜 106.94m2


価格相場

★★☆☆☆


売り出しレア度

★★☆☆☆


昭和レトロな装いが特徴の経堂セントラルマンション

 経堂セントラルマンションは1969年に新泉興産によって分譲された、8階建のマンションです。
 同社は主に1960年代から80年代にかけて、首都圏でセントラルマンションシリーズを開発分譲していました。
 ちなみに同じ経堂一丁目に「セントラル経堂」というマンションがあり、名前は似ているのですがまったく違う物件ですので混同しないよう注意が必要ですよ。

 そんな経堂セントラルマンションの外壁はライトグリーンの吹付塗装をベースに、バルコニー部分にタイルをあしらった昭和レトロな装いが特徴的です。
 エントランス上部の庇はやたらに大きく、「いったいあの中に何が入っているんだろう?」と昔から気になって仕方がありません。

四方を道路に囲まれ圧倒的な存在感あり

 経堂セントラルマンションは最寄駅の経堂から徒歩7分ほどの距離にあり、マンションやアパートが建ち並ぶ住宅街に立地しています。
 マンションの周りは四方すべてを道路に囲まれていて、その開放感もさることながら、周囲を見下ろすかのような圧倒的存在感がありますよね。

 食料品の買い物はライフ経堂店と、多彩な店舗が軒を連ねる「農大通り商店街」がどちらも徒歩3分ほどでアクセスできるため、利便性は高いといえるでしょう。
 また、ライフ経堂店の手前には烏山川緑道が流れていて、四季の移ろいを身近に感じられる環境も嬉しいですね。

個性的な住戸ラインナップと高経年マンションの注意点

 経堂セントラルマンションの住戸は三つのタイプにわかれていて、専有面積が68㎡・75㎡・106㎡のファミリー向けの間取りで構成されています。
 このうち68㎡タイプと106㎡タイプはメゾネット形式(※住戸内が2階建)の住戸であり、唯一フラットな75㎡タイプは全体の14%ほどしかないので、フラットタイプの住戸を希望する人は特に事前に頭に入れておきたいですね。

 住戸はすべて南向きで、バルコニーの先はほとんどクルマや人が通らない道路があるため、陽当りや眺望に恵まれていることでしょう。
 またメゾネットならではの両面採光の住戸が多く、一般のマンションと比べると明るく風通しに優れていることが容易に想像できます。

 いっぽう経堂セントラルマンションは1969年築と古く、この年代のマンションに特有な特徴として敷地内駐車場ないしトランクルームの専用使用権付きの住戸が存在しています。
 まぁトランクルームに関してはそれほどでもありませんが、駐車場の専用使用権付き住戸はそうでない住戸と比べると、数百万円高く取引される傾向にありますね。

 最後に、経堂セントラルマンションは旧々耐震基準(※1971年以前の建築確認)と呼ばれ、いわゆる旧耐震基準よりもさらに古い年代に建築されたマンションであることを忘れてはなりません。
 ことさら不安を煽るつもりはありませんが、旧々耐震基準は「震度5程度で倒壊しない」をベースとしているため(≒震度6で倒壊するという意味ではない)、万が一を想定しておくに越したことはありませんよ。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。