第2経堂シティハウス

Overview

マンション概要

マンション名

第2経堂シティハウス


交通

小田急線「経堂」駅 徒歩6分


所在地

世田谷区経堂1-36-12


建築年月

1982年 8月


構造

鉄筋コンクリート造4階建


総戸数

11戸


新築分譲主

住友不動産


施工会社

熊谷組


専有面積

34.82m2 〜 233.34m2


価格相場

★★☆☆☆


売り出しレア度

★★★★☆


大京ライオンズを思わせる第2経堂シティハウス

 第2経堂シティハウスは1982年に住友不動産によって分譲された、4階建のマンションです。
 現在は高嶺の花ともいえる住友シティハウスですが、まだこの頃のシティハウスはパッとしない印象で、何だか大京のライオンズマンションを彷彿とさせますよね。
 ちなみに第2経堂シティハウスは「経堂シティハウス」の完成から僅かに半年後の販売で、立地や外観はまさにうり二つのツインマンションです。

 そんな第2経堂シティハウスの外壁は濃淡まだらなベージュタイルが貼られ、小ぶりながらもキリッとした存在感あるフォルムに仕上がっています。
 バルコニー部分は柵になっていて瀟洒なのですが、そのぶん室内が丸見えになってしまうのは如何ともしがたいところでしょうか。

経堂駅やスーパーが近く利便性高め

 第2経堂シティハウスは最寄駅の経堂から徒歩7分ほどの距離にある、マンションや戸建が建ち並ぶ閑静な住宅街に立地しています。
 ちょうどマンションの周りの道路はゴチャゴチャしていてクルマが通ることも少なく、静かで穏やかな暮らしが期待できるでしょう。

 食料品の買い物は多彩な店舗が軒を連ねる「農大通り商店街」まで徒歩2分ほどとアクセス良好に加え、ライフ経堂店が徒歩4分ほどで利用できる利便性の高さです。
 また、マンションから烏山川緑道までは徒歩1分ほどと近いため、四季の移ろいを身近で感じられる環境も嬉しいですね。

総戸数が少ないゆえのメリット・デメリット

 第2経堂シティハウスの住戸は専有面積が30㎡台から230㎡台までの、まさに大小さまざまな間取りで構成されています。
 とはいっても、メインどころは専有面積70㎡台のファミリー向け3LDKタイプであり、233㎡タイプは元地権者が住んでいたであろう戸建のような超大型メゾネット住戸です(2020年に売りに出ていたので憶えてます)。

 外から見る限りすべての住戸は南向きで陽当りは問題ないものの、第2経堂シティハウスの南側隣接地には同じくらいの背の高さのマンションが建っているので眺望は遮られているかもしれません。
 またワンフロアーにつき2戸若しくは3戸の配置のため必然的に角住戸が多く、採光性や風通しに優れた快適な住空間が想像できますね。

 そして第2経堂シティハウスにはエレベーターが付いていない(通称:エレなし)ため、特に4階住戸は階段の上り下りが大変なうえ、将来売るにも貸すにも苦戦必至となることは間違いありません。
 ただし、全11戸と小ぶりな規模ゆえ管理修繕コスパの悪さを思えば、エレベーターの維持改修コストを負担しなくて済む点を考慮すると、エレなしはメリットのほうが上回ると言って差し支えないでしょう。

 さらに総戸数が少ない第2経堂シティハウスのデメリットとして、管理組合の理事が頻繁に回ってくる点にも注意が必要です。
 現役世代の入居者にとって平日は仕事で忙しいでしょうし、特に大規模修繕工事を実施するにあたって理事はやることが多いので、マンション管理に積極的に関わりたくない人にとって総戸数が少ない物件は考え直したほうが良いかもしれませんよ。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。