




Overview
マンション概要
マンション名
ザ・パークハウス経堂レジデンス
交通
小田急線「経堂」駅 徒歩9分
所在地
世田谷区経堂5-38-29
建築年月
2022年 1月
構造
鉄筋コンクリート造7階建
総戸数
91戸
新築分譲主
三菱地所レジデンス
コスモスイニシア
施工会社
南海辰村建設
専有面積
60.22m2 〜 75.28m2
価格相場
★★★★★
売り出しレア度
★★☆☆☆
シャープで少しチープなザ・パークハウス経堂レジデンス
ザ・パークハウス経堂レジデンスは2022年に三菱地所レジデンスとコスモスイニシアの2社JVにより分譲された、7階建のマンションです。
ザ・パークハウスは三菱が分譲するマンションブランドとして知られますが、このレジデンス界隈は実にザ・パークハウスが乱立しています。
レジデンスを分譲する約10年前には経堂一丁目で「ザ・パークハウス経堂」を分譲してしまったことから、その後「ザ・パークハウス経堂翠邸」「ザ・パークハウス経堂プレイス」と続き、今回のレジデンスに至りました。
そんなパークハウス経堂レジデンスの外壁はコンクリート躯体に、バルコニーの半透明パネルとの組み合わせが実にシャープな印象です。
ほかのザ・パークハウス経堂と違ってレジデンスは外壁タイルを貼っていないため、どうしたってチープさを感じますよね。


緑道や公園が至近の暮らしやすい環境
ザ・パークハウス経堂レジデンスは最寄駅の経堂から徒歩9分ほどの距離の、集合住宅がメインに建ち並ぶ住宅街に立地しています。
エントランスを出ると目の前は烏山川緑道があり、四季の移ろいを身近に感じられる希少なロケーションと言えそうですね。
食料品の買い物はライフ経堂店が徒歩2分ほどで利用できるほか、質はともかく安価な業務スーパー経堂店も徒歩3分ほどの距離にあって利便性は高いです。
また、夏場に噴水が楽しめる石仏公園が歩いて1分ほどのところにあるので、小さい子どもの夏の遊び場に重宝しますよ。
経堂のパークハウス村のなかでパッとしない位置付け
ザ・パークハウス経堂レジデンスの住戸は専有面積が60㎡台から70㎡台の、ファミリー向けの間取りで構成されています。
令和の新築マンションは販売価格を抑えるため住戸をコンパクト化しているのですが、ことザ・パークハウス経堂レジデンスも例外ではなく、リビングや居室をギリギリ削って間取りを確保している感が窺えますね。
住戸は南向きと東向きとにわかれていますが、いずれの向きにあってもバルコニーの先は道路に面しているため、陽当りや眺望は優れていることでしょう。
個人的には眼下に烏山川緑道の桜の樹々を望む東向き住戸が好みなんですが、皆さんはいかがでしょうか。
余談ながら、ザ・パークハウス経堂レジデンスの東南側隣接地の角に、パークハウスが完成してから賃貸物件「グランデュオ経堂15」が建てられました。
元地権者のもとに三菱の関係者が接触していたと思われますが、なぜ三菱に売却せずに他の不動産会社の手に渡ったのか、不思議でなりません。
仮にその土地を一体化してパークハウスが開発されたなら、もっと美しいランドスケープデザインが実現できたと思うと、少し残念ですね。
総じてザ・パークハウス経堂レジデンスは三菱ブランドに加えて駅からの距離や住環境、あるいはまとまった規模感など、優れた条件を兼ね備えた物件であることに間違いありません。
ただ、”経堂のパークハウス村”のなかで最も新しい築年数なのに、取引される平米単価があまりパッとしないのは、華やかさに欠ける外観が影響しているのかもしれません。
個人的には翠邸もしくはザ・パークハウス経堂のほうが好きですし、プレイスとレジデンスだとちょっと迷うかなぁといったところですかね。
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