ルピナス桜丘

Overview

マンション概要

マンション名

ルピナス桜丘


交通

小田急線「千歳船橋」駅 徒歩5分


所在地

世田谷区桜丘5-15-9


建築年月

1983年 10月


構造

鉄筋コンクリート造5階建


総戸数

25戸


新築分譲主

三宝建設工業


施工会社

石原建設


専有面積

56.70m2 〜 57.87m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★★★☆


光沢感あるタイルがシャープさを纏うルピナス

 ルピナス桜丘は三宝建設工業により1983年に分譲された5階建マンションです。
 ルピナスと聞くと、駿河建設(後のスルガコーポレーション、すでに倒産)が分譲したマンション名のほうが知られていますが、駿河より一足早い1980年代に三宝建設工業がこのルピナスシリーズを世に出していました。
 ちなみにルピナスは穂のように小さなお花を咲かせる植物で、その花言葉は”安らぎ、いつも幸せ、貪欲”だそうですよ。

 そんなルピナス桜丘は光沢感のあるシルバー系タイルが全面に貼り巡らされ、都会的でシャープな印象を強く残します。
 まるでアミューズメント施設を連想させるエントランスには遊び心が感じられて、愛着が湧きそうですね。

優れた住環境と足回りの良い立地

 ルピナスは最寄駅の千歳船橋から徒歩5分とアクセス性に優れながらも、前面道路に植えられた街路樹の緑が眩しい閑静な住環境との共存が稀有な存在。
 道路向かいには桜丘区民センターや遊び場があって、子どもからお年寄りまで区の施設と身近に親しめるのも良いですね。

 さらにルピナスから駅方面に歩くと千歳通りにぶつかるのですが、ここは東急バスが走っています。
 この東急バスを利用すると渋谷や田園都市線方面に1本でアクセスできるため、意外と足回りの良さに驚きますよ。

専有面積50㎡台の均一仕様なラインナップ

 ルピナスの住戸はワンフロアー横並びに5戸×5階分の全25戸で構成され、専有面積は各階角住戸が57㎡タイプで、中住戸はすべて56㎡タイプと全戸がほぼ均一仕様となっています。
 間取りはすべて3DK・南向きバルコニーとなっており、さらに1階住戸は30㎡を超える専用庭が付設し空間を確保しているため、どの住戸も陽当りは良さそうな印象です。

 ただこの広さだと、一般に3人家族で住むのが精一杯であり、せっかく千歳船橋駅から徒歩5分と至近で、かつ緑の多い閑静な住環境の恵まれた立地を上手く活かしきれていない気もしないではありません。
 駐車場の設置もないですし、すべて50㎡台半ばの住戸を揃えたのはおひとりさまやDINKs、3人家族にターゲットを絞ったゆえの企画なのでしょうか。

 最後に、ルピナスはまさに永住するに相応しいマンションと感じますが、壁式工法のため間取りの可変性に制限があることは抑えておきましょう。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。