パルテメゾン世田谷桜丘

Overview

マンション概要

マンション名

パルテメゾン世田谷桜丘


交通

小田急線「千歳船橋」駅 徒歩4分


所在地

世田谷区桜丘5-17-9


建築年月

2001年 9月


構造

鉄筋コンクリート造6階建


総戸数

24戸


新築分譲主

工新建設


施工会社

工新建設


専有面積

35.66m2 〜 77.34m2


価格相場

★★★★☆


売り出しレア度

★★★☆☆


二重奏の外壁タイルが重厚感を演出

 パルテメゾン世田谷桜丘は2001年に工新建設が分譲・施工した6階建のマンションです。
 1962年創業の同社パルテメゾンシリーズは、首都圏においてこの千歳船橋のほか、新宿中落合と横浜反町、和光市の計4棟の分譲実績があるようです。
 パルテメゾンとはフランス語で”parthe(部分) maison(家)”と訳され、正確な意味はわかりませんが、何となく言いたいことはわかる感じですかね。

 そんなパルテメゾン世田谷桜丘の外壁は、3階より下の部分と4階以上のタイルを使い分けた二重奏のフォルムが、実に味わい深く重厚感のある佇まいです。
 ライオンズガーデン風の薄いグリーン色をあしらったエントランス庇も、どこか安心感があって良いですね。

駅徒歩4分ながら閑静な住環境が自慢

 パルテメゾンは最寄駅の千歳船橋から徒歩4分と至近にありながら、周辺は比較的に閑静な住宅街という恵まれた立地が最大の魅力です。
 そして前面道路は、ゆとりのある幅員であるうえにクルマもそれほど通らないため、特に小さなお子さんのいらっしゃるご家庭は安心して日常生活を送ることができそう。

 また、駅に向かう途中にある千歳通り沿いでは東急バスを利用することもでき、渋谷や田園都市線方面へのアクセスが地味に優れている点も見逃せませんよ。

よくよく考え込まれた間取りに好印象

 パルテメゾンの住戸は専有面積が30㎡台から70㎡台まで幅広いラインナップとなっていますが、なかでもメインどころは70㎡台の住戸で、全24戸中13戸(54%)を占めています。
 ファミリー向け住戸は基本南向きですが、敷地南側に戸建が建ち並んでいるため、4階以上の住戸でないと眺望が抜けなさそう。

 すべての住戸にアルコーブ(玄関前ポーチ)を配し、プライバシー性を高めるいっぽうで、マンションのややいびつな形状を活かし、複数バルコニー(室外機置場)や小窓、ガラスブロックを随所に設置し、採光性や風通しの良さを確保しています。
 間取りはいわゆる「田の字」ではなく、工夫された独特な3LDKに造り上げた点も好印象ですね。

 パルテメゾンはその小ぶりなスケール感ゆえコスパ面の不利さは否定しませんが、それを差し引いても平均点が高いマンションと言えそうです。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。