コスモ下高井戸ステーションアベニュー

Overview

マンション概要

マンション名

コスモ下高井戸ステーションアベニュー


交通

京王線・世田谷線「下高井戸」駅 徒歩2分


所在地

世田谷区松原3-41-21


建築年月

2004年 10月


構造

鉄骨鉄筋コンクリート造15階建


総戸数

66戸


新築分譲主

リクルートコスモス


施工会社

川田工業


専有面積

43.02m2 〜 70.04m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★★☆☆


リクルートコスモスが造った高層マンション

 コスモ下高井戸ステーションアベニューは2004年にリクルートコスモス(現、コスモスイニシア)が分譲した、15階建の高層マンションです。
 同社は当時コスモのブランド名でマンション分譲事業を展開しており、その後は社名変更に伴いイニシアのブランド名で現在もマンション販売を続けています。

 そんなコスモ下高井戸は全面に貼られたアイボリー色の外壁タイルが実に爽やかで、万人受けしそうな外観フォルムです。
 細くて長い庇のエントランスアプローチは、どこか近未来的な装いでとてもカッコいいですよね。

住環境と引き換えの鉄道アクセスの良さ

 コスモ下高井戸は商店街が充実し、京王線と世田谷線(通称:セタ線)の2路線が利用できる下高井戸駅から徒歩2分という恵まれた立地です。
 さらに同じ京王線の明大前駅(特急停車)が徒歩10分ほどの距離のため、新宿に向かうのであれば同駅を利用したほうが早いと思われます。

 ただ京王線の駅近物件で避けて通れないのが、ちょうど京王線の線路と甲州街道に挟まれる住環境のマイナス面。
 マンション近隣は商店街を歩く人たちでごった返しており、甲州街道ではクルマやバイクが引っきり無しにビュンビュン飛ばしますので、騒々しい印象は拭えません。

サイズ広めの住戸ほど売りに出ない実情

 コスモ下高井戸の住戸は各フロアーが縦に同一で配置されており、全部で5パターンのラインナップになっています(たぶん)。
 住戸の専有面積は43㎡から70㎡までで(60㎡台だけ2パターン)間取りは1LDKから3LDKまで、バランスよく用意されていますね。
 これは商店街が充実し、セタ線も利用できる下高井戸駅から徒歩2分の距離とあって、おひとりさまからファミリーまで幅広いターゲットを狙ったんでしょう。

 住戸の向きはすべて西向きですが、何にせよ駅近の住宅密集地なだけに低層階の西向き住戸の眺望は塞がれていて、やや悲惨な状況でもあります。
 いっぽうで南西角の70㎡タイプの住戸は陽当りや眺望は申し分なく、さらに棟内で最もゆとりある広さの3LDKなだけに売りに出ることが少なく、仮に出たとしても争奪戦になることは必至。

 コスモ下高井戸のコンパクトサイズの売り物件はじっくり検討すれば良いと思いますが、70㎡タイプはおそらく即断即決が求められ、ヒヤヒヤしそうです。

Map

周辺地図

この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。