中銀世田谷桜丘マンシオン

Overview

マンション概要

マンション名

中銀世田谷桜丘マンシオン


交通

小田急線「千歳船橋」駅 徒歩10分


所在地

世田谷区桜丘4-8-11


建築年月

1984年 7月


構造

鉄筋コンクリート造4階建


総戸数

42戸


新築分譲主

中銀マンシオン


施工会社

戸田建設


専有面積

40.00m2 〜 66.75m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★☆☆☆


ホワイトタイルに覆われた中銀桜丘マンシオン

 中銀世田谷桜丘マンシオンは1984年にその名の通り、中銀マンシオンによって分譲された4階建マンションです。
 中銀と言えば、故・黒川紀章が設計し2022年に解体された銀座の「中銀カプセルタワービル」があまりにも有名ですが、意外にも世田谷区内で1960年代から1990年代にかけて、この中銀マンシオンシリーズを10棟以上販売していました。

 そんな中銀桜丘マンシオンの外壁は清潔感のあるホワイト色のスクエア型タイルで覆われ、周辺の低層住宅にほどよく溶け込む佇まいが好印象。
 エントランス(と呼べるレベルかは怪しいが)に記されたマンション名も、昭和レトロで実に味わい深いですね。

類まれな優れた住環境に注目

 中銀桜丘マンシオンは最寄駅の千歳船橋から徒歩10分の距離にあり、マンションの周りは低層住宅と公園の恵まれた住環境が自慢です。
 付近の道路はクルマ通りが少ないため(マンション駐車場もない)、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭にも安心ですし、さらに公園の先には生産緑地に指定された農園が広がり、まさに牧歌的なセタガヤ感を覚えずにいられません。

 スーパーなどの店舗がごく近隣に見当たらないのがネックですが、これは静寂な住環境と引き換えと理解するほかないでしょう。
 

コンパクトサイズのファミリー向け間取り

 中銀桜丘マンシオンの住戸は専有面積が40㎡台と50㎡台をメインとする、2LDK・3DKの間取りが多く用意されています。
 この立地と住環境であれば70㎡くらいの3LDKが欲しいところですが、まぁ致し方ないですね。

 マンションの形状はアルファベットの”U”の文字で、一部の西向き住戸は隣接建物が少々被りますが、南向きは道路に面し、東向きは桜丘三丁目公園があるため、陽当りや眺望が優れた住戸が多そうな印象。
 特に東向き住戸のバルコニーの先には同公園の植樹が眼前に広がるため、室内にいながらにして四季の移ろいを身近に感じられます(落ち葉がバルコニーに入ってきて掃除は大変だそうです)。

 4階建と聞くと一瞬「まさかエレベーターが…」と不安を覚えますが、安心してください。エレベーターは付いています。
 ただ壁式工法で建てられており一部の壁は抜けないため、リノベーション工事によりる間取りの可変性に制限があることは抑えておきましょう。

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周辺地図

この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。