桜丘テラス

Overview

マンション概要

マンション名

桜丘テラス


交通

小田急線「千歳船橋」駅 徒歩8分


所在地

世田谷区桜丘4-19-47


建築年月

1976年 12月


構造

鉄筋コンクリート造3階建


総戸数

22戸


新築分譲主

佐藤秀工務店


施工会社

佐藤秀工務店


専有面積

57.63m2 〜 98.81m2


価格相場

★★☆☆☆


売り出しレア度

★★★★☆


安定の佐藤秀低層レジデンス

 桜丘テラスは1976年に佐藤秀工務店の分譲・施工により販売された、低層3階建レジデンスです。
 同社のテラスシリーズでは、管理棟に岡山藩池田家の筆頭家老を務めた伊木家の下屋敷門を採用したことで有名な「多摩川テラス」をはじめ、世田谷で多数の低層マンションを販売しました。

 そんな桜丘テラスは他のテラスシリーズの例に漏れず全面にレンガ調のタイルを纏い、ライオンズマンション風でありながら、より濃淡がハッキリしたコントラストの装いが特徴的です。
 佐藤秀のテラスシリーズの外観は全くブレがないため、少し遠くから見てもすぐ「あ、佐藤秀のテラスだ」と視認できるほどですよ。

低層住宅街での暮らしに期待大

 桜丘テラスは最寄駅の千歳船橋から徒歩8分とほど近いうえ、周辺は建築物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域ということもあって、閑静で落ち着いた住環境が魅力です。
 前面道路はクルマ通りは少なく農園が点在する立地で、身近に自然と触れ合いつつ子育てをしたいファミリーに打ってつけとも言えますね。

 桜丘テラスの築年数は旧耐震物件(※1981年5月31日以前の建築確認)ではありますが、壁式工法で建てられた3階建の鉄筋コンクリート造なだけに、耐震面は安心して良いと思いますよ(むろん根拠はない)。

エレなし・自主管理は事前に抑えておくこと

 桜丘テラスの住戸はそのほとんどが、専有面積80㎡台と90㎡台の3LDKタイプで構成されています。
 周辺は住宅と農園が点在する住環境なだけに、永住に相応しい間取りが多いのは何よりですね。

 住戸はすべて南向きで、しかもマンションの南西側には区立桜丘農業広場が一面に広がるため、陽当りと眺望に恵まれた住戸が多そうな印象です。
 しかも1階住戸には使用料無償の専用庭を設けており、マンション周りにゆとりのある空間が生まれるのも良いですね。

 ここでデメリットを挙げるとすると、エレベーターがないため(通称:エレなし)足腰が弱ったときに日常生活が大変になることでしょうか。
 さらに長年にわたり共用部分を自主管理で運営しているのも、将来の維持管理を行ううえで一抹の不安を残します。

 一般に自主管理のマンションは難易度が高いため、しっかり知識を習得しつつ前向きにマンション管理に取り組む姿勢のある人でないとおススメしづらいのも事実です。

Map

周辺地図

この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。