アルソレア馬事公苑

Overview

マンション概要

マンション名

アルソレア馬事公苑


交通

小田急線「経堂」駅 徒歩13分


所在地

世田谷区桜2-16-12


建築年月

2004年 2月


構造

鉄筋コンクリート造3階建


総戸数

46戸


新築分譲主

オリックス・リアルエステート
三菱地所
新日鉄都市開発


施工会社

東海興業


専有面積

57.37m2 〜 84.50m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★☆☆☆


微笑みのような温かみのアルソレア

 アルソレア馬事公苑は2004年にオリックス・リアルエステート(現、オリックス不動産)ほか3社JVによって分譲された、3階建の低層レジデンス。
 この3社の組み合わせはマンション東側道路を挟んで並び建つ「マスターズガーデン世田谷桜」と同じで、建築年も1年しか違わないことから、むしろマスターズガーデンの亜流として販売したほうが高く売れたんじゃないかと勘繰ってしまいそう。
 そしてマンション名のアルソレアとは、フランス語で”al sourire(微笑み)”を意味する名詞となっています。

 そんなアルソレア馬事公苑の外壁はベージュとブラウンの2色のタイルがバランスよく配色され、まるで微笑んでいるかのような温かみのある印象。
 鏡面の石貼りで一部あしらわれたエントランス周りも、とても高級感がありますね。

マスターズの添え物的立ち位置が無念

 アルソレア馬事公苑は建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域に立地し、良質で閑静な住環境が最大の魅力です。
 また、マンションの近隣には球技が楽しめる桜みんなの公園や、乳幼児にピッタリの桜公園があって、子どもの成長に合わせて使い分けられる施設が近いのも嬉しいところ。

 ただアルソレア馬事公苑にとってみれば、どうしてもマスターズガーデン世田谷桜の大規模スケール感に押されているのもまた事実。
 決して小規模ではないにも関わらず埋没感を覚えるのは、大規模マンション界あるあるなんですよね。

住戸の向きで価格差が大きい点に要注意

 アルソレア馬事公苑の住戸は専有面積が50㎡台から80㎡台までの、ファミリー向けの間取りで構成されています。
 マンション周辺は閑静な低層住宅街なだけに、世田谷らしい住環境を望むファミリー層にピッタリの住戸ばかりで嬉しいですね。

 住戸は南・東・西の各向きにわかれますが、マンションは南北に長い形状をしているため、自然と東向きと西向きの住戸の比率が高くなっています。
 東向きは道路に面するいっぽうで、西向きは戸建に隣接するため陽当りや眺望の良し悪しがハッキリしていて、成約事例からは最大で20%ほど価格差がある点は事前に抑えておきたいところ。

 最後にアルソレア馬事公苑には”世田谷低層マンションマジック”が発動し、一般には不人気とされる1階の住戸も比較的に高値で売却できることも見逃せません。
 過去の成約事例をみても、もはや所在階はほぼ関係ない価格で取引されているかのような傾向すら見受けられますよ。

Map

周辺地図

この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。