ガーデン・コート世田谷赤堤

Overview

マンション概要

マンション名

ガーデン・コート世田谷赤堤


交通

京王線・世田谷線「下高井戸」駅 徒歩4分


所在地

世田谷区赤堤5-30-18


建築年月

1994年 11月


構造

鉄筋コンクリート造地下1階付4階建


総戸数

14戸


新築分譲主

鹿島建設


施工会社

淺沼組


専有面積

67.41m2 〜 108.03m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★★☆☆


大手ゼネコン・鹿島建設が造ったガーデン・コート

 ガーデン・コート世田谷赤堤は1996年に大手ゼネコンの鹿島建設が分譲した、4階建のマンションです。
 1996年と言えば平成バブルが崩壊し、まさに失われたウン十年の始まりであり、新築マンションの分譲は殆ど無いなかでこのガーデン・コート世田谷赤堤は非常に稀有な存在と言えそう。

 そんなガーデン・コート世田谷赤堤の外壁はやや薄めなピンク色のタイルが貼られ、雁行型チックなバルコニーの凹凸が大きく存在感を主張しています。
 ただ何となく、ガーデン・コート世田谷赤堤の見た目は病院のような印象を抱いてしまうのは、きっと私だけではないはず。

駅から商店街を通って徒歩4分の好立地

 ガーデン・コート世田谷赤堤は最寄駅の下高井戸から徒歩4分と至近の立地にありながら、周りは戸建やアパートが建ち並ぶ閑静な住環境が魅力。
 しかも駅からの道程は西方向に伸びる「下高井戸商店街」を通ってくるため、買い物に便利で徒歩時間も短く感じそうです。

 マンションは明るく開放的な東南角地に佇んでいますが、東側の道路は甲州街道方面への抜け道になっているためか、クルマの通りがそれなりに多い印象。
 特に小さなお子さんのいらっしゃるご家庭は注意が必要です。

小ぶりさゆえにランニングコストは高め

 ガーデン・コート世田谷赤堤の住戸は、専有面積が60㎡台から100㎡台までの幅広いラインナップとなっています。
 ただし分譲された13戸のうち11戸が90㎡以上の大型住戸となっていることから、取引価格の総額がそれなりになることは事前に抑えておきましょう。

 全ての住戸は南向きであり、さらにマンション南側は道路のため、どの住戸も陽当りは良さそうな印象です。
 そしてエレベーターが2基設置されている関係で共用廊下の面積はごく少ないため、北側の居室のプライバシー性が高いうえ風通しも良いことでしょう。

 しかし全14戸の規模でオーバースペック気味な共用設備を維持するには1戸当たりの負担が重く、毎月の管理費・修繕積立金などに加えて駐車場を1台分借りると、10万円近いコスト負担となる点は注意が必要です。
 マンションのグレードは高く、使い勝手の良さそうな間取りが多く見受けられるものの、この高ランニングコストは子育て世帯にとって少々ツラく感じてしまいますね。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。