経堂パーク・ホームズ

Overview

マンション概要

マンション名

経堂パーク・ホームズ


交通

小田急線「経堂」駅 徒歩12分


所在地

世田谷区桜上水1-9-22


建築年月

1984年 3月


構造

鉄筋コンクリート造3階建


総戸数

15戸


新築分譲主

三井不動産


施工会社

大林組


専有面積

55.58m2 〜 58.01m2


価格相場

★★☆☆☆


売り出しレア度

★★★★☆


三井のパークシリーズ分岐点

 三井のマンションと言えば、「パーク」シリーズを展開していることで有名。
 この経堂地区において、三井は経堂パーク・ホームズの前に「パーク・ハイム経堂」と「パーク・ハイム宮坂」を分譲していましたが、ともにパッとしない佇まいです。

 ところが経堂パーク・ホームズはやや雁行風の形状を採用し、バルコニー手摺全体をアイアン調に仕立てるなど、明らかに意匠面において進化を遂げています。
 このパーク・ホームズ後に分譲された三井のマンションは「さすが三井」と言わんばかりの輝きを放つだけに、三井のマンションの方向性を大きく変えた分水嶺と言っても過言ではないでしょう。

牧歌的で世田谷っぽさ全開

 経堂駅の北口にある、大規模なUR団地の「経堂赤堤通り団地」脇の道を1本入ったところにある経堂パーク・ホームズ。
 パーク・ホームズの周辺は区画があまり整っていないこともあってか、くねくねした細い道に囲まれ、いかにも世田谷っぽい住宅街です。

 パーク・ホームズ自体は決して煌びやかさはないものの、そんな周辺の一戸建に馴染み、緑の植樹が色まぶしい落ち着いた低層3階建のフォルムです。

専有面積はじめすべてが中途半端

 パーク・ホームズは15戸すべての専有面積を、55㎡から58㎡の狭いレンジにはめ込んできました。
 この広さだとせいぜい2LDKが限界で、4人家族が暮らすには難しいマンションと言えるかもしれませんね。

 また、パーク・ホームズはエレベーターがついていないものの(通称:エレなし)高さは3階建なので、エレなし自体はそれほど致命的なデメリットになり得ません。
 また住戸はすべて南向きのため、マンションの南側駐車場に新しく建物が建築されない限りは、陽当りの良さも問題ないでしょう。

 冷静に考えると駅までの距離は微妙に遠く、マンション南側の駐車場はいつ何が建ってもおかしくありません。
 しかもエレなしとなると、その特徴が見出しにくいパーク・ホームズですが、売りに出ると結構早く売れちゃうのが不思議です。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。