赤堤パークハウス

Overview

マンション概要

マンション名

赤堤パークハウス


交通

小田急線「経堂」駅 徒歩13分


所在地

世田谷区赤堤3-35-14


建築年月

2003年 8月


構造

鉄筋コンクリート造地下1階付3階建


総戸数

24戸


新築分譲主

三菱地所
新日石不動産


施工会社

ピーエス三菱


専有面積

69.91m2 〜 89.53m2


価格相場

★★★★☆


売り出しレア度

★★★☆☆


低層住宅街に溶け込むパークハウス

 赤堤パークハウスは2003年に三菱地所と新日石不動産の2社JVによって分譲された、3階建(地下1階付)の低層レジデンス。
 三菱地所と言えばパークハウスが有名ですが、現在は藤和不動産を吸収合併しザ・パークハウスのブランド名でマンション分譲事業を展開しています。

 そんな赤堤パークハウスの外壁は薄めのブラウン色とアイボリー色の2色のタイルを纏い、赤堤の低層住宅街に溶け込む柔和で穏やかな表情が印象に残ります。
 簡素ながらもシンプルでエレガントな雰囲気を醸し出すエントランスも、実に品がありますね。

閑静な赤堤の低層ライフを実現

 赤堤パークハウスは最寄駅からは多少距離があるものの、経堂界隈では邸宅街として名高い赤堤の開放的な三方角地に立地します。
 周辺の道路は住民以外のクルマはほとんど通らないため、静かで落ち着いた暮らしが期待できそう。
 ただ赤堤の住宅街にあるせいか、ごく近所にスーパーやドラッグストアなどの店舗が多くなく、買い物は多少不便さを感じるかもしれません。

 最後に、私は気になりませんが、マンションから東方向に街区ワンブロックを進むと西福寺の広めの墓地がありますので悪しからず。

実質的に地下1階の1階住戸に要注意

 赤堤パークハウスの住戸はワンフロアー6戸×4階分の配置となっており、縦に同じ広さの住戸が並んでいます。
 すべての住戸が南向きかつ間取りが2LDK・3LDKのため、ファミリーにピッタリの住戸ラインナップと言えそう。

 マンションは逆梁ハイサッシュ工法を採用し、さらに室内の天井高は2.4mを確保しており、陽当りは良さそうな印象です。
 また専有玄関までにはポーチを設けていて、住民のプライバシー性を高める工夫が見て取れます。

 赤堤パークハウスは登記簿では地下1階付3階建となっていますが、実質的には4階建のマンションであり、エントランス階が2階にあたるため、1階住戸は階段かエレベーターで降りなければなりません。
 そのため1階住戸は、陽当りや眺望が一般的な1階住戸と比べて劣る点は事前に把握しておきましょう。

 「条件の悪い住戸は良く売りに出る」と言いますが、赤堤パークハウスのデータを見てみると過去成約した9件のうち6件が1階住戸であり、他の所在階と比べてざっくり20%ほど取引価格がダウンしています。
 この傾向は今後も続く可能性が高いので、新規売り物件が出る際には所在階と価格の関係性をしっかりチェックしましょう。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。