松原ハイデンス

Overview

マンション概要

マンション名

松原ハイデンス


交通

小田急線「豪徳寺」駅 徒歩8分
世田谷線「山下」駅 徒歩8分
小田急線「梅ヶ丘」駅 徒歩8分
井の頭線「東松原」駅 徒歩10分


所在地

世田谷区松原6-31-7


建築年月

1981年 11月


構造

鉄筋コンクリート造4階建


総戸数

16戸


新築分譲主

小松地所


施工会社

小松建設工業


専有面積

49.64m2 〜 137.30m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★★☆☆


重厚感ある総タイル貼りの松原ハイデンス

 松原ハイデンスは1981年に小松地所(すでに倒産)によって分譲された、4階建のマンションです。
 同社は1970年代から80年代にかけて、首都圏全域でハイデンスの名を冠したマンションを多数販売しました。
 世田谷では「弦巻ハイデンス」「上馬ハイデンス」など分譲されましたが、いずれも素材感のある総タイル貼りで重厚感があり、新築当時の小松地所は高級マンションデベロッパーの位置付けだったように見受けられます。

 そんな松原ハイデンスですが、外壁はレンガ調のベージュ色タイルがしっかりと貼られ、周辺の住宅街と穏やかに調和しています。
 緩やかな階段を下りるエントランスアプローチも、実に雰囲気があって良いデザインですね。

複数路線が利用できるアクセス性の良さ

 松原ハイデンスは小田急線と世田谷線、井の頭線の駅が徒歩10分以内の距離で利用できる、電車アクセス性の良い立地が自慢です。
 マンション周辺は比較的に閑静な住宅街で、世田谷らしい青空と緑を身近に感じる暮らしも期待できそう。

 買い物は駅周辺まで出れば事足りるでしょうし、東方向350m先には羽根木公園があって、散歩やスポーツにもってこいです。
 ただ豪徳寺駅からのアプローチの道路「菅原天神通り」はやや道幅も狭いうえにクルマが引っ切りなしに通る印象があるので、小さなお子さんのいらっしゃるご家庭は特に気を付けましょう。

使い勝手の良い住宅環境もコスト負担重め

 松原ハイデンスの住戸は大小さまざまですが、全16戸のうち半分の8戸が100㎡超えの大型住戸メインのラインナップとなっています。
 道路面からはとても16戸程度のマンションには見えないのは、これだけ広い住戸が多いからなんですね。
 住戸の多くは南向きで、マンション南側は道路を挟んで戸建やアパートが建ち並ぶ住宅街なだけに、閑静で陽当りも問題なさそうな状況です。

 4階建ですがエレベーターが付いていますので、永住に適うマンションであることも安心材料のひとつ。
 ただし全16戸とやや小ぶりな規模でこれだけ大きなマンションを維持・修繕していくのは1戸当たりのコスト負担が重くなり、毎月の管理費・修繕積立金は平米単価615円(2023年9月現在)となっています。
 これは100㎡を超える住戸が管理費等のほかに駐車場を1台借りると、毎月10万円ほどのランニングコストとなるため、子育て世帯にとっては少々ヘビーと言えそうですね。

 住戸の間取りはゆとりのある居室が確保された2LDKから4LDKで、いずれも使い勝手は良さそうです。
 ただ給湯は電気温水器の利用に限られる(※一部の住戸はガス給湯器に変更しているっぽい)ため、昨今高騰する電気料金にモヤモヤするかもしれませんね。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。