マンション第2明大前

Overview

マンション概要

マンション名

マンション第2明大前


交通

京王線・井の頭線「明大前」駅 徒歩8分
京王線・世田谷線「下高井戸」駅 徒歩5分


所在地

世田谷区松原3-39-29


建築年月

1974年 12月


構造

鉄骨鉄筋コンクリート造14階建


総戸数

87戸


新築分譲主

国分建設


施工会社

国栄建設


専有面積

29.16m2 〜 54.90m2


価格相場

★★☆☆☆


売り出しレア度

★★☆☆☆


国分建設の明大前マンションシリーズ第2弾

 マンション第2明大前は1974年に国分建設によって分譲された、14階建の高層マンションです。
 同社は1973年に「マンション第1明大前」を分譲しており、マンション第2明大前は第1に続く、シリーズ第2弾のマンションとなりました。

 そんなマンション第2明大前の外壁はホワイト色の吹付スタイルで、屋根のブルーとのコントラストがスッキリ爽やかな印象です。
 大規模修繕工事に伴い改修されたエントランス周りの派手さはないですが、品があって良いデザインだと思いますよ。

下高井戸駅と明大前駅が利用できる立地

 マンション第2明大前は下高井戸と明大前の2駅がほど近い距離にあるため、新宿や渋谷、吉祥寺などに1本でアクセスできる利便性の高さが魅力。
 下高井戸駅周辺は商店街が充実し、明大前駅周辺は学生向けのリーズナブルな飲食店が揃っているのも良いとこどりのできる好立地と言えそう。

 甲州街道に面し、ファミリーが住むのに適した住環境とは言い難いですが、おひとりさまやDINKsなど日中在宅しない方にとっては、何をするのも便利な立地です。
 また駅からは比較的に明るく喧噪な道程のため、暗い時間帯の女性のひとり歩きも多少安心でしょう。

住戸のポジションによる価格差に注目

 マンション第2明大前の住戸は専有面積が20㎡台から50㎡台までの、コンパクトサイズの住戸で構成されます。
 住戸は40㎡台と50㎡台が南向きで、20㎡台と30㎡台を北向きや東・西向きとしていて、これは狭い住戸が高い平米単価で売れることを見越した抜け目ないプランニングと言えそう。

 マンションの南側は道路を挟んでそれほど背の高い建物はないため、南向きは陽当りや眺望の優れた住戸が多そうな印象です。
 過去の取引データを見ると、北向きの低層階住戸は甲州街道の騒音が大きいうえに首都高の高架が眺望を塞ぐためか、平米単価が低い傾向にあるのは間違いなく、安いからと言って飛びつくのは危険。

 また、甲州街道沿いの立地とはいえ明大前駅と下高井戸駅からそれぞれ近く、それでいて規模感があって管理のしっかりしたマンション第2明大前は、リノベーション業者にとって手を出したくなる物件だからか、売り物件の多くはリノベ済みであることが多いです。
 これは一般個人の買主よりもリノベ業者のほうが資金力が豊富なうえ決断も早く、さらに同業他社との競合の末に一般個人の買主よりも買取価格は高くなる傾向にあるからです。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。