ノトス松原

Overview

マンション概要

マンション名

ノトス松原


交通

小田急線「梅ヶ丘」駅 徒歩8分
井の頭線「東松原」駅 徒歩8分
小田急線「豪徳寺」駅 徒歩9分
世田谷線「山下」駅 徒歩9分


所在地

世田谷区松原6-31-13


建築年月

1985年 5月


構造

鉄筋コンクリート造4階建


総戸数

15戸


新築分譲主

笠井建築企画


施工会社

多田建設


専有面積

42.42m2 〜 63.94m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★★★☆


ホワイトタイルが爽やかなノトス松原

 ノトス松原は1985年に笠井建築企画によって分譲された、4階建のマンションです。
 同社は1980年代から90年代にかけて、都内では代官山や目黒東が丘などでノトスの名を冠したマンションを販売しました。
 マンション名のノトスとはギリシャ語で”notos(南、南風)”から来ていると思われ、昭和時代特有の外来語≒ハイセンス的な残り香を感じますね。

 そんなノトス松原の外壁はホワイト色のタイルを全面に纏い、白亜の城のようにスッキリ爽やかな印象が特徴的。
 全15戸と規模が小さいながらエントランスがAとBの2ヵ所に分かれていて、自分の住戸に行けるのはそのどちらかなので注意が必要です。

複数路線が利用できるアクセス性の良さ

 ノトス松原は小田急線と世田谷線、井の頭線の駅が徒歩10分以内の距離で利用できる、電車アクセス性の良い立地が自慢です。
 マンション周辺は比較的に閑静で、世田谷らしい青空と緑を身近に感じる暮らしも期待できそう。

 買い物は駅周辺まで出れば事足りるでしょうし、東方向330m先には羽根木公園があって、散歩やスポーツにもってこいです。
 ただ豪徳寺駅からのアプローチの道路「菅原天神通り」はやや道幅も狭いうえにクルマが引っ切りなしに通る印象があるので、小さなお子さんのいらっしゃるご家庭は特に気を付けましょう。

ファミリーにはやや手狭&エレなしが微妙

 ノトス松原の住戸は専有面積が40㎡台から60㎡台までの、1LDKと2LDKの間取りで構成されます。
 複数の駅が利用できる立地で周辺は閑静な住宅街なだけに、3LDKの用意があるとファミリー層の需要にハマるだけに、少し残念ではありますね。
 住戸はすべて南向きにつき陽当りは良さそうですが、マンションの西側隣接地は境界ギリギリに建物があるため、南西角住戸は額面通りに受け取らないようにしましょう。

 前にも述べた戸数は少なく、エントランスは2ヵ所にわかれているので住民のプライバシー性が高い点はメリットのひとつ。
 ただしエレベーターがない(通称:エレなし)うえ、道路面からエントランス階(1階)にはやや急な階段を下りてアクセスする点も理不尽と言えば理不尽。
 4階住戸は陽当りや眺望が最も優れているいっぽうで、エレなしゆえに毎日の階段の上り下りは大変ですし、将来売ったり貸したりする際も苦戦必至となることは間違いありません。

 最後に、マンションは壁式工法で建てられていて、パッと見で浴室のサイズアップやリビングと隣の洋室を繋げて広げるリノベーション工事はできなそうなので、念のため。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。