中銀第2世田谷マンシオン

Overview

マンション概要

マンション名

中銀第2世田谷マンシオン


交通

世田谷線「上町」駅 徒歩8分


所在地

世田谷区世田谷2-25-16


建築年月

1985年 5月


構造

鉄筋コンクリート造地下1階付6階建


総戸数

57戸


新築分譲主

中銀マンシオン


施工会社

東急建設


専有面積

40.48m2 〜 54.00m2


価格相場

★★☆☆☆


売り出しレア度

★★☆☆☆


白亜の城の如く聳え立つ中銀第2世田谷マンシオン

 中銀第2世田谷マンシオンは1985年に中銀マンシオンによって分譲された、6階建マンションです。
 中銀と言えば、故・黒川紀章が設計し2022年に解体された銀座の「中銀カプセルタワービル」があまりにも有名ですが、意外にも世田谷区内で1960年代から1990年代にかけて、この中銀マンシオンシリーズを10棟以上販売していました。

 そんな中銀第2世田谷マンシオンの外壁は清潔感のあるホワイト色のスクエア型タイルで覆われ、白亜の城の如き大きな存在感を放ちます。
 マンション敷地内の豊富な緑樹のグリーンが、スッキリしたホワイトタイルを背景に鮮やかに色映えますね。

セタ通に近いメリットが多数あり

 中銀第2世田谷マンシオンは比較的に閑静な住宅街のなかで、明るく開放的な北東角地に佇む立地が魅力です。
 世田谷通り(通称:セタ通)から1本奥まっているため、クルマなどの騒音は少なく、静かで落ち着いた暮らしが期待できそう。

 買い物に関してはセタ通沿いのサミットストア桜店やオオゼキ上町店、ユニクロ世田谷上町店などが近くて不自由なく、飲食店も揃っているためグルメが楽しめそうです。
 またセタ通は東急バスが頻繁に走っていますので、渋谷駅や小田急線方面などアクセスしやすい点も見逃せないメリットですよ。

ファミリーには狭いが永住に適うマンション

 中銀第2世田谷マンシオンの住戸は専有面積が40㎡から54㎡の、ややコンパクトなサイズで占められます。
 ファミリー向けのしっかりとした3LDKタイプの住戸はありませんので、どちらかというとおひとりさまやDINKsにピッタリ、あるいは3人家族がギリギリといった感じでしょうか。
 住戸は南向きと東向きにわかれており、セタ通との間の南側隣接地には5階建のマンションが建っているため、南側住戸は騒音の軽減とともに視界が遮られる居室が多そうな印象です。

 管理体制に関しては、今となってはあまり見かけない管理員さんが住み込みの体制を採用しており、昭和的な人的繋がりが深いマンションとも言えます。
 だからという訳でもないんでしょうけど、共用部分はきれいに清掃がなされ、植栽の管理も行き届いているように感じます(植栽管理は管理員さんの業務とは限らないが)。 

 田園都市線や小田急線の駅からは遠いものの買い物やバス便が充実していて、戸数がほどほどにあるマンションという点での安心感があり、中銀第2世田谷マンシオンは永住に悪くない選択肢であるように感じますね。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。