アーバンヒルズ世田谷桜通り

Overview

マンション概要

マンション名

アーバンヒルズ世田谷桜通り


交通

世田谷線「上町」駅 徒歩6分


所在地

世田谷区世田谷2-20-8


建築年月

1989年 10月


構造

鉄筋コンクリート造5階建


総戸数

10戸


新築分譲主

扶桑興業


施工会社

アシザワ建設


専有面積

51.84m2 〜 56.88m2


価格相場

★★☆☆☆


売り出しレア度

★★★★☆


ライオンズマンション然としたアーバンヒルズ

 アーバンヒルズ世田谷桜通りは1989年に扶桑興業によって分譲された、5階建のマンションです。
 扶桑と聞くと、マンション流通業界ではレクセルマンションでお馴染みの扶桑レクセルを思い起こしますが、アーバンヒルズ世田谷桜通りの販売は平成バブルのころとあって、扶桑レクセルとはまったく関係ないのでしょうね。

 そんなアーバンヒルズ世田谷桜通りの外壁は濃淡わかれるベージュ色タイルが全面に貼られ、まるで大京のライオンズマンション然とした佇まいが特徴的。
 バルコニーがないか、あっても狭すぎてエアコンの室外機を置くスペースがなく、外壁にボコボコ設置しているサマは何となく異国の雰囲気を感じさせますね。

道路整備とともに利便性の向上に期待

 アーバンヒルズ世田谷桜通りは明るい北西角地に佇む開放的な立地です。
 マンションの西側道路は都市計画道路で、将来的に北方向は赤堤交番へと繋がる予定のため、利便性が向上するとともに歩道がきれいに整備されることでしょう。

 買い物に関しては世田谷通り(通称:セタ通)沿いのサミットストア桜店やオオゼキ上町店が近く、また飲食店も揃っているためグルメが楽しめそうです。
 またセタ通は東急バスが頻繁に走っていますので、渋谷駅や小田急線方面などアクセスしやすい点も見逃せないメリットですよ。

まるでペンシルハウスのような住戸の間取り

 アーバンヒルズ世田谷桜通りの住戸は専有面積が50㎡台の全10戸で構成されています。
 マンションは南北に細長い形状で、住戸はまるでペンシルハウスの如き間口の狭さに少し萎えてしまいそう。

 外から見る限り、1階から3階までの住戸にバルコニーは付設しておらず、また4階以上はバルコニーがあっても広さが2㎡ほどと狭い点はかなりのマイナス評価と言えますね。
 住戸は北向きと南向きにわかれていて、これならオール西向きで少なからずバルコニーを設置したほうが企画としては良かったんじゃ…と感じますがどうなんでしょうか。

 いずれにしても全10戸の小ぶりな規模でマンションの管理・修繕を行うのは、住民の手間やコスト負担が重くなるのは避けられません。
 この手のマンションでは高確率で自主管理が散見されますが、その点アーバンヒルズ世田谷桜通りは管理会社が入っているので一安心です。

 総じてアーバンヒルズ世田谷桜通りは平成バブルという歪な時代が産んだ、特殊な条件のマンションであることは間違いないですね。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。