ライオンズマンション上北沢

Overview

マンション概要

マンション名

ライオンズマンション上北沢


交通

京王線「八幡山」駅 徒歩4分


所在地

世田谷区上北沢4-34-12


建築年月

1982年 10月


構造

鉄筋コンクリート造7階建


総戸数

58戸


新築分譲主

大京


施工会社

大末建設


専有面積

34.47m2 〜 120.31m2


価格相場

★★☆☆☆


売り出しレア度

★★☆☆☆


上北沢エリア第1号のライマン上北沢

 ライオンズマンション上北沢は1982年に大京によって分譲された、7階建のマンションです。
 ライオンズマンション(通称:ライマン)と言えば、マンションデベロッパーの雄・大京が分譲したマンションシリーズとして、あまりにも有名。
 上北沢エリアではこのライマン上北沢を皮切りに「第2」「第3」まで計3棟のライマンを販売しました。

 そんなライマン上北沢の外壁は赤レンガ調タイルをメインにしつつ、共用廊下やバルコニー外壁の吹付塗装部分をうまくデザインしていて、まるで大学や研究施設かのようなフォルムです。
 細く長いエントランスアプローチは凛とした雰囲気がありますし、赤レンガに貼られたライマンの館銘板がまた良い味を出していますね。

多彩な店舗や飲食店が揃うアプローチ

 ライマン上北沢は最寄駅の八幡山から徒歩4分ほどの距離にあり、南北に細長い敷地の形状となっています。
 マンションの北側道路は甲州街道のため騒音はそれなりですが、駅から明るい道路を通ってアクセスできるため、暗い時間帯における女性や子どものひとり歩きも安心できることしょう。

 食料品の買い物は八幡山駅周辺の複数のスーパーが利用できますし、さらに駅からのアプローチでは多数の店舗や飲食店がひしめき合っているので、選択肢に困ることはなさそうです。
 マンションの1階テナントに入居するベーカリーショップはいつも混んでいるので、パン好きにとっては楽しい生活が送れそうですね。

住戸のポジションで条件が大きく異なる点に注意

 ライマン上北沢のほとんどの住戸は専有面積が40㎡台の、コンパクトな間取りで構成されています。
 マンションは南北に細長い四角形のかたちで住戸の多くは東向きですが、東側隣接地には9階建の「セザール上北沢」が鎮座するため、北側の半分ほどのポジションの住戸はセザール上北沢に眺望が塞がれてしまう感じですね。

 いっぽうで南側の半分ほどのポジションは目の前が広い駐車場として利用されているため、陽当りや眺望に優れた住戸が多そうな印象です。
 したがって甲州街道の騒音などの影響を受けるうえ眺望に難のある北側の住戸と、それらの影響が少ない南側の住戸とでは相当に条件が異なってくる点には注意したいところです。
 ただし駐車場については将来マンションなどが建つ可能性はじゅうぶんにありますので、現状の陽当りや眺望が良かったとしても悪化して資産価値が下落するリスクは頭の片隅に入れておきましょう。

 ライマン上北沢は1982年に建築されたとあって新耐震基準(※1981年6月1日以降の建築確認)であり、震災に対する一定の安心感があります。
 そして駅までの距離も近いですし、全58戸と世田谷ではそれなりの規模感のマンションなので、住戸のポジションのメリット・デメリットをしっかり認識したうえで甲州街道の騒音などのデメリットを飲み込める人にとってはおススメできるのではないでしょうか。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。