世田谷上町ハイム

Overview

マンション概要

マンション名

世田谷上町ハイム


交通

世田谷線「上町」駅 徒歩6分


所在地

世田谷区世田谷2-21-11


建築年月

1996年 3月


構造

鉄筋コンクリート造地下1階付6階建


総戸数

53戸


新築分譲主

住友商事


施工会社

佐藤工業


専有面積

57.71m2 〜 93.77m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★☆☆☆


住商の勢いに陰りの見える世田谷上町ハイム

 世田谷上町ハイムは1996年に住友商事によって分譲された、6階建のマンションです。
 住商のハイムシリーズは「成城ハイム」「馬事公苑前ハイム」を筆頭に大規模に開発されたイメージが強いですが、この頃の住商ハイムはかつての勢いに陰りが見えてきた感もありますね。

 そんな世田谷上町ハイムの外壁は薄いグレー色のタイルが全面に貼り巡らされ、周囲の住宅街に溶け込む上品な佇まいが印象的です。
 エントランス周りは小ざっぱりとして可もなく不可もないと言ったところですが、階段があってバリアフリーに優しくない点は時代ゆえなのかもしれません。

セタ通の店舗が便利に使える立地

 世田谷上町ハイムは戸建やマンションが建ち並ぶ住宅街のの、開放的な両面道路に接する立地が魅力です。
 マンションの東側道路は都市計画道路で、将来的に北方向は赤堤交番へと繋がる予定のため、利便性が向上するとともに歩道がきれいに整備されることでしょう。

 買い物に関しては世田谷通り(通称:セタ通)沿いのサミットストア桜店やオオゼキ上町店が近く、また飲食店も揃っているためグルメが楽しめそうです。
 さらにセタ通は東急バスが頻繁に走っていますので、渋谷駅や小田急線方面などアクセスしやすい点も見逃せないメリットですよ。

ファミリーが暮らすのに適した住戸が豊富

 世田谷上町ハイムの住戸は専有面積が50㎡台から90㎡台までで構成されますが、70㎡台と80㎡台の3LDK・4LDKがメインとなっています。
 マンション周辺の落ち着いた住環境を望むファミリーにピッタリの住戸が用意されているのは嬉しいですね。

 住戸の間取りをザッと眺めてみても、オーソドックスで使い勝手が良さそうなラインナップになっています。
 バルコニーの向きはそれぞれですが、隣接地は戸建若しくは道路に面するため陽当りや眺望は一定のレベルが確保されている印象。

 かつての住商ハイムと比べると、何とも普通の分譲マンションに成り下がった印象もありますが、総じて平均以上の出来映えのバランス感のあるマンションと言えそう。
 逆に言うとスペシャルな特徴はなく、小田急線や田園都市線の駅からは遠い立地にあって、人によって評価が割れるようにも見えますね。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。