サニーハイツ上北沢

Overview

マンション概要

マンション名

サニーハイツ上北沢


交通

京王線「八幡山」駅 徒歩4分


所在地

世田谷区上北沢5-13-3


建築年月

1982年 11月


構造

鉄筋コンクリート造7階建


総戸数

60戸


新築分譲主

共済不動産


施工会社

飛鳥建設・北新建設共同企業体


専有面積

43.71m2 〜 66.76m2


価格相場

★★☆☆☆


売り出しレア度

★★☆☆☆


昭和感がやや強めのサニーハイツ上北沢

 サニーハイツ上北沢は1982年に共済不動産によって分譲された、7階建のマンションです。
 マンション名でもあるサニーハイツは過去に近畿土地やニチメンが同じブランドで多数分譲しており、ざっと調べたところ共済不動産が販売したサニーハイツは門前仲町や練馬富士見台など、ごく一部にとどまります。

 そんなサニーハイツ上北沢の外壁は昭和感が強いホワイト色の吹付タイプで、屋根のスッキリしたブルーが爽やかな印象をもたらします。
 コンビニの脇にあるエントランスアプローチはとても狭く、ウッカリしていると気づかずに通り過ぎてしまうくらいですよ。

住環境は微妙も買い物に便利な立地

 サニーハイツ上北沢は最寄駅の八幡山から徒歩4分とほど近い、電車アクセスの良さが魅力です。
 駅からマンションまでは賑やかな赤堤通りと甲州街道を通るため、スーパーや飲食店を利用するのに便利なうえ、暗い時間帯の女性のひとり歩きもそれほど不安はないことでしょう。
 1階テナントにコンビニが入っているのも、いざというとき心強いですね。

 マンションは甲州街道に面しており、お世辞にも住環境が良いとは言い難いですが、北方には上北沢五丁目公園や空地があって長閑な雰囲気もありますよ。

住戸ポジションによって条件が大きく異なりそう

 サニーハイツ上北沢の住戸は専有面積が40㎡台と50㎡台を中心とした、ややコンパクトめの住戸で構成されます。
 マンションは南北に細長い形状のため南側の住戸ほど甲州街道の影響を受け、逆に北側住戸はかなり静かなのではないでしょうか。

 住戸は一部を除き東向きと西向きにわかれますが、東側隣接地には5階建の「レ・ジェイド上北沢」がビッチリ建っていて、西側隣接地にも建物が密集していることから、陽当りや眺望は住戸によってバラつきがありそうです。
 また2LDKの間取りの多くは開口部が2ヵ所しかないため、居室のひとつ(もしくはリビング)はいわゆる行燈部屋となっている点もマイナス評価でしょう。

 築年数はそれなりに経過していますが、いわゆる新耐震基準(※1981年6月1日以降の建築確認)のマンションですので、大地震に対して一定の安心感はあります。
 またオートロックも完備しており、全60戸と世田谷では中規模スケールであることから、無難なマンションライフを送れそうな感じもしますね。

 サニーハイツ上北沢を購入する際は陽当り・眺望と甲州街道の影響、間取りの良し悪しについてしっかり精査して検討したいものです。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。