Overview
マンション概要
マンション名
藤和シティコープ世田谷桜丘
交通
小田急線「千歳船橋」駅 徒歩14分
所在地
世田谷区桜丘4-14-34
建築年月
1994年 1月
構造
鉄筋コンクリート造3階建
総戸数
15戸
新築分譲主
藤和不動産
施工会社
小林工務店
専有面積
38.41m2 〜 62.78m2
価格相場
★★★☆☆
売り出しレア度
★★★☆☆
桜丘エリア最後発の藤和シティコープ
藤和シティコープ世田谷桜丘は1994年に藤和不動産によって分譲された、3階建の低層レジデンス。
同社は藤和(地名)ホームズ、藤和シティコープのシリーズに始まり、後年はBELISTAブランドでマンション分譲事業を手掛けていましたが、最終的に三菱地所レジデンスとして吸収合併されました。
藤和マンションは世に数多いですが、とりわけ桜丘エリアにおける藤和マンションは計5棟も販売されたため、マンション名を聞いてすぐ何処のマンションかわかる人は、かなりのマニアです。
そんな藤和シティコープ世田谷桜丘の外壁はやや薄めのブラウン色のタイルが貼られ、周囲の低層住宅街にほど良く馴染みつつ佇みます。
改修工事に伴いエントランス周りがシックなテイストに生まれ変わりましたが、個人的には以前のレトロな雰囲気のほうが好きですね。
子育てファミリーに適した低層ライフ
藤和シティコープ世田谷桜丘は建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域内にあり、穏やかな低層ライフが期待できる立地です。
エントランス前の道路は行き止まりのためクルマ通りは限られ、特に小さなお子さんのいらっしゃるご家庭にとって安心できることでしょう。
普段の買い物は大型スーパーのサミットストア砧店が近くて便利で、世田谷通り沿いには多くの店舗や飲食店が揃っています。
また、環八を南方向に進めば砧公園にもほど近く、ファミリーがアクティブに暮らすのに恵まれた立地と言えそうですね
全15戸ゆえにランニングコストはやや重い
藤和シティコープ世田谷桜丘の住戸は専有面積が38㎡タイプと62㎡タイプの2パターンのみとなっています。
62㎡タイプは新築時2LDKの間取りで、その後リノベーション工事で3LDKにリニューアルした住戸もあるようですが、やや手狭な感は否めません。
すべての住戸が南向きのため陽当りは良く、とりわけ3階住戸は眺望が抜群に抜けていそうな印象です。
マンションは3階建ですが、安心してください。エレベーターは付いていますので、将来足腰が弱っても安心して暮らせることでしょう。
藤和シティコープ世田谷桜丘の懸念点は全15戸と小ぶりなスケールのため、1戸当たりのマンション維持管理コストが割高になるところです。
すでに管理費・修繕積立金の平米単価は608円(2023年11月現在)とそれなりの負担となっており、これからの先高観を想像すると心配にもなりますね。
最後に藤和シティコープ世田谷桜丘には”世田谷低層マンションマジック”が発動し、一般には不人気とされる1階の住戸も比較的に高値で売却できることも見逃せません。
過去の成約事例を見てみると、1階住戸であっても決して割安とは言えない価格で取引されているデータがありますよ。
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