八幡山パークハウス

Overview

マンション概要

マンション名

八幡山パークハウス


交通

京王線「八幡山」駅 徒歩17分


所在地

世田谷区八幡山1-9-10


建築年月

1987年 1月


構造

鉄筋コンクリート造8階建


総戸数

59戸


新築分譲主

三菱地所


施工会社

熊谷組


専有面積

54.22m2 〜 82.68m2


価格相場

★★☆☆☆


売り出しレア度

★★☆☆☆


ホワイトタイルが爽やかな八幡山パークハウス

 八幡山パークハウスは1987年に「丸の内の大家さん」こと三菱地所によって分譲された、8階建のマンションです。
 三菱と言えばパークハウスがあまりに有名ですが、現在は藤和不動産を吸収合併しザ・パークハウスのブランド名でマンション分譲事業を展開し、メジャーセブンの一角として不動の人気を得ています。
 ただ、三菱は大家さん気質が抜けないのか、三井や住友と比べるとマンション開発にはさほど熱量を感じません(もちろん独断と偏見)。

 そんな八幡山パークハウスの外壁はホワイト色のタイルがスッキリ爽やかで、バルコニーと出窓の凹凸の迫力が良いデザインです。
 エントランスはコンパクトながら上品にまとまっていますが、階段を上り下りしなければならないのがバリアフリー的に残念ですね。

駅は遠いがスーパー&公園に近い立地

 八幡山パークハウスは南・西・東の三方角地に立地し、さらに北側隣接地に公共空地を設けているため、さながら四方角地のごとき圧倒的な開放感が売りです。
 駅からは果てしなく遠いですが、マンション目の前にバス停「朝日新聞社前」があるので、ここから経堂駅、梅ヶ丘駅、八幡山駅へアクセスが可能。

 普段の買い物はサミットストア世田谷船橋店が至近ですし、環八に出ると飲食店が多数揃って何かと便利です。
 またサミットの先には球技も楽しめる希望丘公園があるので、子育て世帯が過ごすのに適した環境と言えそうですね。

駅から遠いぶん割安だが、評価はいかに

 八幡山パークハウスの住戸は専有面積が50㎡台から80㎡台までの、バランスの良いラインナップになっています。
 間取りは2LDKと3LDKが用意され、駅からは遠いものの閑静かつ便利さを望むファミリー層の需要にマッチしていますね。
 例えば2LDKは居室が縦に2つ並んだタイプや、3LDKだと「田」の字のタイプが中心で、オーソドックスながら使い勝手の良い間取りばかりなのも好印象です。

 マンションはアルファベットの”U”の字の形状をしており、住戸は南・東・西向きにわかれますが、いずれも道路に面しているため陽当りや眺望は概ね良さそうな印象です。
 また、住戸にもよりますが出窓や複数バルコニーを設置したり、ライトコート(吹抜け)を配置することで室内の明るさや風通しを良くする工夫も嬉しいですね。

 前に「三菱はマンション開発に熱量を感じない」とホザいてしまいましたが、この八幡山パークハウスは例外と言ってよく、デザインといい間取りなどの企画といいなかなかイイ感じに仕上がっているように感じます。
 駅から遠いだけに、比較的に手の届きやすい価格で売りに出されることも多いので、選択肢として全然悪くないように見ていますが、果たしてどうでしょうか。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。