ハウス下高井戸

Overview

マンション概要

マンション名

ハウス下高井戸


交通

京王線・世田谷線「下高井戸」駅 徒歩3分


所在地

世田谷区赤堤5-30-10


建築年月

1978年 9月


構造

鉄筋コンクリート造5階建


総戸数

27戸


新築分譲主

住友商事


施工会社

フジタ工業


専有面積

50.73m2 〜 60.16m2


価格相場

★★☆☆☆


売り出しレア度

★★★☆☆


ハイムより一枚劣る印象の住商ハウス

 ハウス下高井戸は1978年に住友商事によって分譲された、6階建のマンションです。
 住商が分譲するマンションと言えばハイム、クラッシィハウス、レジデンスコートが有名ですが、一時期にはハウスのブランド名でも販売がなされました。
 ただ同時期に分譲されたハイムと比べると、ハウスのほうがマンションの規模やグレード感で一枚劣る印象は拭えません。

 そんなハウス下高井戸の外壁は1階エントランス周りにレンガ調タイルを貼り、それ以外はすべて吹付タイプとしていて、清々しいほどのコストカット感のあるフォルムです。
 1階テナントに入居するドラッグストアの看板が強烈で、目印として絶対に間違えないインパクトがGOODですね。

商店街沿いゆえの便利&安心な環境

 ハウス下高井戸は京王線と世田谷線(通称:セタ線)の2路線が利用できる下高井戸駅から徒歩3分の距離にある、電車アクセス性の良い好立地。
 マンションは駅から西方に伸びる「日大通り」商店街沿いにあるため、暗い時間帯のおける子どもや女性のひとり歩きもそれほど心配はないでしょう。

 商店街では様々な店舗が軒を連ねていて買い物やグルメに不自由なく、さらに松沢小学校が商店街沿いにあって、子どもの通学にとても便利です。
 加えてマンション目の前の道路を挟んで「松沢まちづくりセンター」があり、そこではちょっとした公共手続きが出来て、もう言うことなしです。

階段を上り下りするエントランス階に注意

 ハウス下高井戸の住戸は専有面積が50㎡から60㎡までの、ややコンパクトめのサイズで構成されています。
 まぁ駅からの距離や喧噪な商店街沿いという立地を考えると、おひとりさまやDINKsなど2LDKのほうが需要にマッチしている気もしますね。

 新築時の間取りは50㎡台でも3DKの間取りでしたが、さすがに3帖台の居室を2つ造っての3DKはムリがあり、現状では2LDKをメインとする使い方が自然でしょうか。
 ハウス下高井戸は駅近というだけあって隣接建物の圧迫感が強く、唯一戸建が建ち並ぶ南向き住戸の上層階だけは陽当りや眺望が優れていることでしょう。

 マンション1階にテナントが入居していますので、2階住戸は階下への騒音をあまり心配しなくても良い点はプラスですが、エントランスは階段を上った2階にあります。
 もちろんスロープはないためバリアフリー面で優しくなく、将来足腰が弱ったときの対応については少し心配ですね。

 最後に、ハウス下高井戸は一見管理費が安く見えますが、マンションに住んでいない外部オーナーは特別通信費として月額5,000円(オーナー居住は2,000円)が徴収されますので、念のため。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。