メイゾン弦巻

Overview

マンション概要

マンション名

メイゾン弦巻


交通

田園都市線「桜新町」駅 徒歩9分


所在地

世田谷区弦巻3-13-20


建築年月

1983年 7月


構造

鉄筋コンクリート造4階建


総戸数

20戸


新築分譲主

山一不動産


施工会社

日本建設


専有面積

46.85m2 〜 74.01m2


価格相場

★★☆☆☆


売り出しレア度

★★☆☆☆


ベージュ色タイルが落ち着きある雰囲気を演出

 メイゾン弦巻は1983年に山一不動産によって分譲された、4階建のマンションです。
 同社はその社名からして、おそらく山一證券系列の不動産会社と思われますが詳細は不明で、世田谷ではこのメイゾン弦巻のほか1980年代に「メイゾン等々力」などのマンションを販売しました。
 マンション名のメイゾンとはフランス語の”maison(住宅)”を意味すると思われ、シンプルで響きもGOODですね。

 そんなメイゾン弦巻の外壁はベージュ色のタイルが全面に貼られ、住宅街のなかに自然と溶け込む落ち着いた装いに仕上がっています。
 昭和感が強めのエントランスはシンプルながらも、どことなく重厚な雰囲気を醸し出していて、好印象を抱く人が多いのではないでしょうか。

近隣に保育園&公園のある賑やかな立地

 メイゾン弦巻は最寄駅の桜新町駅から徒歩9分の距離にある、閑静な弦巻の住宅街に立地します。
 ただしマンションのはす向かいには弦巻保育園があり、その先には弦巻どんぐり山公園があるため、子どもたちの声がこだまする環境でもありますね。

 街区の南側には弦巻通りが東西に走っており、沿道にはサミットストア弦巻通り店やドラッグストア、ファミレスなどが建ち並び、買い物などにとても便利です。
 マンションから北東方向約90m先で長年営業してきた「弦巻ゴルフ練習場」はついにマンションに建て替えられることが決定し、今後の住環境はさらに良くなるのでしょうね。

エレなしゆえに4階住戸の検討は慎重に

 メイソン弦巻の住戸は専有面積が40㎡台から70㎡台までのラインナップとなっています。
 立地や環境面からしてファミリー層にピッタリのマンションに感じますが、3LDKの間取りは全20戸のうち8戸と微妙な割合しかありません。
 住戸は南向きと西向きとにわかれていますが、隣接地はすべて建物がビッシリ建っていることから、南向き上層階のみ眺望が抜ける感じでしょうか。

 ただしメイゾン弦巻にはエレベーターがない(通称:エレなし)ため、陽当りや眺望が優れているであろう4階住戸は、毎日階段の上り下りが大変です。
 さらに将来売ったり貸したりするのにも4階住戸は苦戦必至であり、安易に手を出すべきかは考えものです。

 最後にメイゾン弦巻は壁式工法で建てられているとみられ、リノベーション工事の際に躯体となる一部の壁を抜くことはできません。
 そのためリビングや浴室を広げたり、水回り位置を変更できないケースもありますので、リノベ前提で購入する際は事前の確認が必要です。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。