世田谷桜丘グレイスコート

Overview

マンション概要

マンション名

世田谷桜丘グレイスコート


交通

小田急線「千歳船橋」駅 徒歩10分


所在地

世田谷区桜丘5-30-8


建築年月

1994年 3月


構造

鉄筋コンクリート造3階建


総戸数

15戸


新築分譲主

近鉄不動産


施工会社

大日本土木


専有面積

56.83m2 〜 72.34m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★☆☆☆


ベージュのタイルと屋根のグリーンが程よくマッチ

 世田谷桜丘グレイスコートは1994年に近鉄不動産によって分譲された、3階建の低層レジデンス。
 近鉄不動産のマンションと言えばローレルコートが有名ですが、1990年代には世田谷でも「エクセル三軒茶屋グレイスコート」「世田谷砧グレイスコート」などを販売しました。
 ちなみにグレイスコートとは英語で”grace court(優雅な中庭)”を意味し、低層マンションゆえのイメージを抱いたのでしょうか。

 そんな世田谷桜丘グレイスコートの外壁はベージュ色の大きめタイルが全面に貼られ、屋根の薄いグリーン色のデザインが程よくマッチしています。
 鏡面のエントランス扉枠がキラリと光り輝いていて、とても清潔感があってGOODですね。

環八に近いが子育てに悪くない立地

 世田谷桜丘グレイスコートは最寄駅の千歳船橋から徒歩10分の距離にあり、環八からは1本奥まった立地に佇みます。
 まぁ1本奥まっているとは言っても、環八方面に伸びる30mほどの長さの道路があるだけに、ほぼ接していると言っても過言ではありませんが。

 普段の買い物は環八のはす向かいにサミットストア世田谷船橋店がありますが、店に行くには「砧二丁目」交差点か歩道橋を渡らねばならないため、微妙にストレスになりそう。
 環八に近いイメージが強いマンションですが、桜丘五丁目公園や桜丘すみれば自然庭園などの公園や緑地が近隣に点在し、子育てにも悪くない立地ですよ。

世田谷桜丘グレイスコートの注意点あれこれ

 世田谷桜丘グレイスコートの住戸はワンフロアー5戸×3階の全15戸で、専有面積が50㎡台から70㎡台までのラインナップとなっています。
 マンションの立地はファミリー層に適しているように感じますが、全15戸のうち9戸が2LDKタイプの間取りであり、3LDK自体少なめであることは事前に把握しておきたいですね。
 住戸はすべて南向きのため陽当りは良さそうですが、南側隣接地には戸建が建ち並ぶため、3階以外の住戸の眺望は遮られてしまうかもしれません。

 世田谷桜丘グレイスコートは3階建と聞くと一瞬不安になりますが、安心してください。エレベーターは付いています。
 ただし、全15戸と小ぶりなスケールでマンションの維持運営をしていくのにコスパはきっと良くないはずで、いまのところ月額の管理費・修繕積立金の平米単価は646円(2023年1月現在)で済んでいますが、この先の値上げは避けられないように感じます。

 また、マンションは壁式工法で建てられたため、躯体となっている室内の一部の壁を撤去することはできません。
 そのためリノベーション工事により水周り位置の変更やサイズアップ、あるいは間取りの大幅な変更はできない場合がありますので、リノベ前提の人はあらかじめ慎重な検討が必要ですよ。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。