グリーンハイム梅丘Ⅱ

Overview

マンション概要

マンション名

グリーンハイム梅丘Ⅱ


交通

小田急線「梅ヶ丘」駅 徒歩9分


所在地

世田谷区梅丘3-10-23


建築年月

2001年 4月


構造

鉄筋コンクリート造3階建


総戸数

13戸


新築分譲主

直木建設


施工会社

直木建設


専有面積

45.93m2 〜 64.81m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★★★☆


街並みににひっそり溶け込むグリーンハイム梅丘Ⅱ

 グリーンハイム梅丘Ⅱは2001年に直木建設によって分譲された、3階建の低層レジデンス。
 同社は1990年代に世田谷でワンルーム系のマンションを販売しており、並行して「グリーンハイム世田谷」などのファミリー向けマンションも分譲しました。
 ちなみに今回「Ⅱ」と付くだけあって「グリーンハイム梅ヶ丘」が先に販売されているのですが、なぜかマンション名に「ヶ」が入る梅ヶ丘が採用されていて、Ⅱのほうは地名の「梅丘」なのかが謎ですね。

 そんなグリーンハイム梅丘Ⅱの外壁はベージュ色のタイルが貼られ、その規模感も含めて街並みにひっそり溶け込んでいます。
 エントランス前面の外壁は艶のある石貼りで設えてあり、シンプルかつ清潔感があってGOODですね。

山崎小に隣接する住宅街に立地

 グリーンハイム梅丘Ⅱは建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域に立地するため、世田谷らしい青空と緑が身近な住環境が整っています。
 そしてマンション目の前の道路は基本的に住民しか通りませんので、小さなお子さんがエントランスを出入りする際も安心できそう。

 マンションの南側には山崎小学校が隣接しているため、日中は子どもたちの歓声が賑やかなタイミングもありますね。
 また、どこに行くにしても通る必要のあるマンション北側約100m先の道路は、幅員の割に交通量が多いので注意が必要です。

全13戸の小ぶりな規模ゆえに不安も尽きない

 グリーンハイム梅丘Ⅱは全13戸のうち11戸が専有面積50㎡台の住戸で占められています。
 間取りをザッと眺めてみると、角住戸以外の2LDKタイプのひとつの居室が行燈部屋だったり、外周に凹凸があったり、何かとクセが強めの感じがしますね。
 マンションは壁式工法で建てられているため、躯体となっている壁は撤去することができず、将来リノベーション工事によって希望の間取りに変更することができない可能性があるのは抑えておきたいポイントです。

 そしてグリーンハイム梅丘Ⅱにエレベーターが付いていない(通称:エレなし)のですが、まぁ言うても3階建なのでエレなしだから即マイナスとは言い切れないでしょうか。
 それどころか全13戸と小ぶりなマンションなので、エレベーターの維持改修コストがかからないぶん、エレなしはむしろプラスと言っていいかもしれません。

 ただグリーンハイム梅丘Ⅱの管理費・修繕積立金の平米単価は752円(2025年2月現在)であり、すでになかなかに重い負担となっています。
 この先さらなる値上げもじゅうぶんあり得るでしょうし、その小ぶりさゆえに住民ひとりひとりの意識の有無がマンションの資産価値を大きく左右することになるのでしょう。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。