パーク・ハイム弦巻

Overview

マンション概要

マンション名

パーク・ハイム弦巻


交通

田園都市線「桜新町」駅 徒歩11分


所在地

世田谷区弦巻1-51-20


建築年月

1983年 2月


構造

鉄筋コンクリート造6階建


総戸数

53戸


新築分譲主

三井不動産


施工会社

竹中工務店


専有面積

51.34m2 〜 105.49m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★★☆☆


バルコニー柵が美しいパーク・ハイム弦巻

 パーク・ハイム弦巻は1983年に三井不動産によって分譲された、6階建のマンションです。
 パーク・ハイムは三井のパークシリーズのベースとなるパーク・ホームズの上位グレードとして展開されたマンションブランドです。
 かつて三井のCMで「わたしは、三井に住んでいます。」というキャッチコピーがありましたが、これはパーク・ハイムに住んでこそ、ぜひ言ってみたい台詞ですね。

 そんなパーク・ハイム弦巻の外壁はホワイト色の吹付タイプで、アイアン調のブラックのバルコニー柵からはまるで宮殿のような美しさがありますね。
 ゆるやかな段差かつ奥行きの長いエントランスの階段からも、パーク・ハイムの優雅さが感じられますよ。

東西両面道路で開放感のある雰囲気

 パーク・ハイム弦巻は最寄駅の桜新町から微妙に距離はあるものの、多くのマンションが建ち並ぶ住宅街の東・西両面道路に接する開放感が魅力です。
 ちなみにエントランス(東側)に階段があると書きましたが、西側からはフラットでマンションに入れますので、バリアフリー面でも安心ですよ。

 嫌悪施設と言うには世知辛いですが、マンションのはす向かいには弦巻中学校があるため日中はそれなりに賑やかですし、さらに北側隣接地には区の清掃事務所があるので、ごみ収集日には収集車の出入りが頻繁にあることは付け加えておきます。

スキップフロアー&床カーペット敷きの懸念

 パーク・ハイム弦巻の住戸は専有面積が70㎡台を中心とする、ファミリー向けの幅広い間取りで構成されています。
 ほとんどの住戸は南向きで陽当りは良いものの、マンション南側隣接地に8階建81戸の「DCオーベル弦巻」が鎮座しているため、それなりの圧迫感を受けるかもしれません。

 パーク・ハイム弦巻の特徴のひとつにエレベーターが各階に停止しない、いわゆるスキップフロアーが挙げられます。
 エレベーター不停止階(2・4・6階)の住戸は階段でアクセスしなければならないデメリットはあるものの、共用廊下に面しない居室を配置できるためプライバシー性が高く、採光性や風通しが良くなるメリットもあって一長一短と言えそう。

 そしてこの時代における三井のマンションの最大の懸念は、管理規約で床フローリング貼りを禁止していることです。
 騒音トラブルの予防は理解できるのですが、さすがにカーペット敷きは現代のライフスタイルに合っておらず、子育て世帯にとっては子どもが食事するときの気の使い方やアレルギー面でネガティブな印象を持つ人も多いことでしょう。

 スキップフロアーはどうにもなりませんが、床フローリング禁止に関しては管理規約の改正でOKにできますので、変更したほうが資産価値の向上につながるのではないでしょうか(余計なお世話でしょうけど)。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。