ライオンズマンション上北沢第2

Overview

マンション概要

マンション名

ライオンズマンション上北沢第2


交通

京王線「八幡山」駅 徒歩7分


所在地

世田谷区上北沢5-43-1


建築年月

1984年 5月


構造

鉄筋コンクリート造4階建


総戸数

28戸


新築分譲主

大京


施工会社

日産建設


専有面積

51.09m2 〜 108.42m2


価格相場

★★☆☆☆


売り出しレア度

★★☆☆☆


珍しいホワイトタイルのライマン上北第2

 ライオンズマンション上北沢第2は1984年に大京によって分譲された、4階建のマンションです。
 ライオンズマンション(通称:ライマン)と言えば、マンションデベロッパーの雄・大京が分譲したマンションシリーズとして、あまりにも有名ですね。
 上北沢ではライマンが計3棟販売され、世田谷では三軒茶屋と経堂(ともに第7まで分譲)に次いで多い地域となります。

 そんなライマン豪徳寺の外壁は、この頃のライマンとしては異色ともいえるホワイト色のタイルが全面に貼られ、ライマンらしくないスッキリ爽やかなフォルムに仕上がっています。
 ホワイトタイルを背景に設置されたマンション館銘板は何となく見慣れない感はするものの、これはこれでじゅうぶんありかなぁという印象です。

クルマで出かけるのに便利な立地

 ライマン上北沢第2は最寄駅の八幡山から徒歩7分ほどの、長閑な住宅街に立地しています。
 マンションが建つ上北沢五丁目エリアは杉並区とのちょうど区界で、また首都高と甲州街道、環八のトライアングル内にありどこか寂寥感を憶える、好き嫌いがわかれる場所ですかね。

 普段の買い物は駅前にスーパーが複数ありますし、さらに環八沿いにヤマダ電機まであるので、ひと通りの用事は近所で済ませることができそう。
 大通りが近いこともあって、クルマで出かけるときにはどの方面にもスムーズにアクセスできる点も、地味に有り難いですね。

ライマン上北第2をめぐる注意点あれこれ

 ライマン上北沢第2の住戸は1戸だけ専有面積100㎡を超えるタイプがあるものの、全28戸のうちの多く(20戸)は50㎡台のややコンパクトな住戸で占められます。
 住戸は東向きと南向きにわかれますが、いずれも道路に面しているため一定の陽当りは確保できていることでしょう。

 ただしライマン上北沢第2にはエレベーターが付いていない(通称:エレなし)ため、特に4階住戸は毎日の階段の上り下りは大変なうえ、将来売るにも貸すにも苦戦必至となることは避けられません。
 唯一100㎡を超える住戸はその4階にあるため、平米単価で見たときには相当割安な価格でないと取引できないような気もします(余計なお世話でしょうが)。

 先ほどクルマで出かけるのに便利な立地と書きましたが、残念ながらライマン上北沢第2には敷地内駐車場がありません。
 そのため外部の駐車場を借りる手間がかかること、さらに使用料が入ってこないため管理組合の収入が上がらず、結果的に管理費の値上げ圧力につながる点は注意が必要です。

 最後に、ライマン上北沢第2は壁式工法で建てられているため、躯体となる住戸内の一部の壁を撤去することができません。
 そのためリノベーション工事による間取り変更を前提として購入する場合、希望通りに変更できない可能性がありますので、事前にしっかり調査しましょう。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。