




Overview
マンション概要
マンション名
ペアパレス桜新町 楠館・山桃館
交通
田園都市線「桜新町」駅 徒歩8分
所在地
(楠館)世田谷区弦巻4-11-15
(山桃館)世田谷区弦巻4-12-7
建築年月
1983年 2月(楠館)・1984年 3月(山桃館)
構造
鉄筋コンクリート造5階建(楠館)・同4階建(山桃館)
総戸数
28戸(楠館)・24戸(山桃館)
新築分譲主
長谷工不動産(楠館)・日本マンションリース(山桃館)
施工会社
長谷川工務店(楠館・山桃館)
専有面積
42.19m2 〜 97.05m2
価格相場
★★★☆☆
売り出しレア度
★★☆☆☆
ホワイトタイルが輝きを放つペアパレス桜新町
ペアパレス桜新町は楠館が1983年に長谷工不動産によって、翌1984年に山桃館が日本マンションリースによって分譲された、ペアシリーズのマンションです。
それぞれ分譲会社が異なるのは意外ですが、楠館の分譲・施工と山桃館の施工が長谷工グループなだけに、何らかの事情から山桃館の開発に日本マンションリース社が携わったのでしょうか。
それにしても楠館とか山桃館とか、和風な棟の名称が実に昭和チックですね。
そんなペアパレス桜新町の外壁はスッキリしたホワイト色のタイルが貼られていて、弦巻の住宅街のなか鮮やかに輝きを放ちます。
パッと見は特徴がよく似たふたつのマンションですが、エントランスの意匠などはそれぞれ個性があって見比べるのも楽しいですよ。


大型スーパーなど充実の店舗が揃う
ペアパレス桜新町は最寄駅の桜新町から徒歩8分ほどの距離にあり、閑静な住宅街として人気の弦巻に立地します。
マンション周辺の道路はクルマの通りが多くないため、静かで落ち着いた暮らしが期待できそう。
普段の買い物は大型スーパーのライフ桜新町店まで徒歩2分と圧倒的な利便性の高さに加え、ドラッグストアやファミレスなどが軒を連ねる弦巻通りが至近という極上の立地。
さらにマンションから徒歩圏内にJRA馬事公苑があって、趣味の散歩やジョギングにもってこいの環境が整っていますね。
楠館と山桃館のそれぞれの違いを探る
ペアパレス桜新町の住戸は専有面積が40㎡台から90㎡台までの、幅広いラインナップで構成されています。
全般的な陽当りや眺望に関しては、南側を道路に面した山桃館に分があると思われ、楠館は2006年に南側隣接地に建てられた7階建の「Brillia桜新町id」が眺望を遮ることとなってしまいました。
マンションの形状は楠館が四角形なのに対し、山桃館はやや変形でアルファベットの”L”を半回転させたような形です。
そのため例えば3LDKの間取りひとつとっても、楠館は「田」の字のオーソドックスなタイプが多いですが、山桃館はタテ・ヨコの比率の部分でややアンバランスさが目立ってしまっていますね。
ペアパレス桜新町は基本的にファミリー向けのマンションですが、その割に敷地内駐車場が山桃館の2台(楠館に至ってはゼロ)、というのも少し残念な感じがしないではありません。
敷地内駐車場がない(少ない)のはファミリーが暮らすうえでは不便ですし、管理組合に駐車場使用料が入ってこない(少ない)のは、結果的に毎月の管理費の値上げ圧力にもなり得ますので。
最後に、皆さんが気になるのは楠館と山桃館、どっちの人気が高くて価格面でどう違うのかでしょうか。
マンションの立地や新築時期、総戸数に大きな違いがなく、過去の成約事例を見てみても2棟に明確な序列はないように見受けられ、所在階や間取り、リフォーム状況など個別の事象によって取引価格が決まっている感じですかね。
Map