ライオンズマンション世田谷馬事公苑

Overview

マンション概要

マンション名

ライオンズマンション世田谷馬事公苑


交通

小田急線「経堂」駅 徒歩19分


所在地

世田谷区桜3-18-25


建築年月

1994年 4月


構造

鉄筋コンクリート造地下1階付6階建


総戸数

26戸


新築分譲主

大京


施工会社

真柄建設


専有面積

30.03m2 〜 58.62m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★★☆☆


シックでエレガントなライマン世田谷馬事公苑

 ライオンズマンション世田谷馬事公苑は1994年に大京によって分譲された、6階建のマンションです。
 ライオンズマンション(通称:ライマン)といえば、マンションデベロッパーの雄・大京が分譲したマンションシリーズとして、あまりにも有名。
 マンションに「世田谷馬事公苑」と何だか長ったらしい名称を付けているのは、先発した「ライオンズマンション馬事公苑」があるからなんでしょう。

 そんなライマン世田谷馬事公苑の外壁は濃淡まだらなグレータイルを全面に纏い、シックでエレガントな雰囲気を醸し出します。
 マンション屋上の看板は、かつてテナントに入居していた洋服の青山が退去して以来ずっと空いたままですので、早く活用されると良いですね。

多彩な店舗で賑わう世田谷通り沿いの立地

 ライマン世田谷馬事公苑は駅からは果てしなく遠いものの、多彩な店舗で賑わう世田谷通り沿いに立地しています。
 手入れが行き届いた街路樹がきれいに立ち並ぶ世田谷通りを南側に、マンションは開放的な東南角地に佇むロケーションが魅力ですね。

 食料品の買い物はサミットストア桜店が徒歩4分ほどと至近にあるうえ、世田谷通り沿いには多くの飲食店が軒を連ねています。
 マンション名にあるように、JRA馬事公苑まで徒歩4分ほどの距離ですので、趣味の散歩やジョギングが気軽に楽しめそうですね。

需要にややミスマッチなコンパクトサイズの住戸

 ライマン世田谷馬事公苑の住戸はそのほとんどが専有面積50㎡台の、ややコンパクトなファミリー向けの間取りで構成されています。
 新築時の間取りはオーソドックスな2LDK(1SLDK)が目立ち、駅からの遠さを加味するともう少し広い住戸のほうが需要にマッチしたような気がしないではありません。
 住戸は南向きと東向きにわかれていますが、いずれもバルコニーの先は道路のため、陽当りや眺望についてはまったく問題ないでしょう。

 一点気になるのが、現在時間貸し駐車場として利用されているマンションの西側隣接地に、将来マンションなどが建設される可能性でしょうか。
 ただ西側隣接地の敷地はそれほど大きくないうえ、ライマン世田谷馬事公苑の西側にはバルコニーがないことを考えると仮に建ったとて、その影響は限定的と思われます。

 最後に、ライマン世田谷馬事公苑にはエレベーターと機械式駐車場の、マンション界のカネ喰い虫ツートップが付設しています。
 全26戸と規模はそれほど大きくないだけに、それら設備の維持改修コストの負担は一般のマンションと比べると重く感じることでしょう。
 特に駐車場に関しては空き区画が常態化すると、コスト負担に加えて管理組合の収入減のダブルパンチになりますので気を付けたいですね。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。