コスモリヴェール世田谷弦巻Ⅱ

Overview

マンション概要

マンション名

コスモリヴェール世田谷弦巻Ⅱ


交通

田園都市線「桜新町」駅 徒歩14分


所在地

世田谷区弦巻5-14-19


建築年月

1989年 6月


構造

鉄筋コンクリート造地下1階付3階建


総戸数

12戸


新築分譲主

リクルートコスモス


施工会社

黒川建設


専有面積

150.02m2 〜 158.56m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★★★☆


全貌を窺い知れないコスモリヴェール世田谷弦巻Ⅱ

 コスモリヴェール世田谷弦巻Ⅱは1989年にリクルートコスモス(現、コスモスイニシア)によって分譲された、3階建の低層レジデンス。
 同社のマンションといえば当時はコスモでお馴染みですが、コスモの上級グレードとしてこのコスモリヴェールを販売していました。
 ちなみにリヴェールとは”reveur(夢のような)”との意味だそうで、まさに夢のような高級マンションを志向して造られたのでしょうか。

 そんなコスモリヴェール世田谷弦巻Ⅱの外壁は大きめのライトピンクタイルが貼られ、道路面からは全貌を窺い知ることのできない要塞の如き重厚な佇まいです。
 このマンションは世田谷弦巻「Ⅱ」ですが、コスモリヴェール世田谷弦巻「Ⅰ」はすでに解体されてしまったため、実はこの世に存在しませんので、悪しからず。

プライバシー性高く閑静な住環境

 コスモリヴェール世田谷弦巻Ⅱは建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域に立地し、世田谷らしい青空と緑が身近な暮らしが期待できます。
 マンションは道路から奥まったところに建っていて、プライバシー性が高く閑静な住環境であることは想像に難くありません。

 食料品の買い物はサミットストア桜店が徒歩5分ほどで利用できるほか、オオゼキ上町店も徒歩10分ほどの距離にあって不便さは感じないでしょう。
 また、JRA馬事公苑まで徒歩9分ほどの立地にあるため、趣味の散歩やジョギングをするのにちょうど良い距離感といえそうですね。
 

駐車場の使用権付きだが高ランニングコスト

 コスモリヴェール世田谷弦巻Ⅱの住戸は専有面積が150㎡と158㎡の、ふたつの大型サイズのタイプで構成されています。
 住戸はすべて東南向きですが、バルコニーの先は4階建の「ライオンズマンション弦巻」があるため陽当りはともかく、眺望はやや遮られていることでしょう。

 私はマンション内に入ったことがないのでわかりませんが、おそらくエレベーターは2基設置されていて、両面バルコニーを付設しているため住戸内は明るく風通しが良さそうな印象です。
 また、地下駐車場は全戸1台分の専用使用権付きですので、駐車場を確保する心配もいらないですし、特に雨の日は濡れることなく住戸間を行き来できるのがいいですね。

 全12戸と小ぶり且つ1戸当たりの専有面積が広いコスモリヴェール世田谷弦巻Ⅱでやはり気になるのは、毎月のランニングコストでしょうか。
 現行の管理費・修繕積立金に駐車場使用料を加えると、毎月の負担は144,400円(2024年7月現在 ※150㎡タイプの場合)に上ります。
 「この金額は毎月の住宅ローン返済額ですか?」と感じるあなたは、きっと正しい思考の持ち主です。

 少し話が逸れましたが、総じてコスモリヴェール世田谷弦巻Ⅱは平成バブル景気真っただ中に建てられ、ゆとりの広さに加え平成バブルの饗宴ぶりが感じられる稀有なマンションであり、きっと刺さる人には刺さるんでしょうね。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。