




Overview
マンション概要
マンション名
グランベルク馬事公苑
交通
田園都市線「桜新町」駅 徒歩15分
所在地
世田谷区桜3-2-4
建築年月
2001年 5月
構造
鉄筋コンクリート造地下1階付7階建
総戸数
19戸
新築分譲主
山福商事
施工会社
ナカノコーポレーション
山福建設
専有面積
58.40m2 〜 136.90m2
価格相場
★★★☆☆
売り出しレア度
★★★★☆
グリュックでない山福商事のグランベルク馬事公苑
グランベルク馬事公苑は2001年に山福商事によって分譲された、7階建のマンションです。
同社のマンションといえば二子玉川エリアを地盤とし、ちょっとした「グリュック村」を形成しているグリュックシリーズを思い浮かべる人がいるかもしれませんが(いないか)、ひっそりとグランベルクの名を冠したマンションも販売していたんですね。
ちなみにグランベルクを英語とドイツ語で直訳すると”grand berg(壮大な山)”を意味すると思われるのですが、真偽のほどは不明です。
そんなグランベルク馬事公苑の外壁はライトブラウン色のタイルをメインに、各所に設置されたガラスブロックで華やかさを添えた印象です。
エントランス両脇に置かれた鉢植えの植栽をはじめとして、品の良いデザインと手入れの行き届いた管理状態が窺えますね。


将来にわたって守られそうな住環境
グランベルク馬事公苑は駅からは遠いものの、周辺はマンションや戸建てが建ち並ぶ穏やかな住宅街に立地しています。
加えてマンションの南側道路の向かい一帯は建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域のため、将来にわたり住環境が悪化することはなさそうですね。
食料品の買い物はサミットストア桜店が徒歩2分ほどで利用できるうえ、さらに世田谷通り沿いには多彩な飲食店が軒を連ねています。
また、マンション名にもあるJRA馬事公苑までは徒歩8分ほどですので、趣味の散歩やジョギングなどにちょうど良い距離感ですね。
明らかに条件が異なる東南角住戸と南西角住戸
グランベルク馬事公苑の住戸は専有面積が50㎡台から130㎡台までの、さまざまな世帯に対応する間取りで構成されています。
3LDKタイプの間取りをザッと眺めてみると、居室をタテに三つ並べた間取りや、横長リビングで中に洋室を配置したものなど、比較的オーソドックスで使いやすそうなものばかりですね。
住戸はすべて南向きで、前に述べたようにバルコニーの先は低層住宅街が広がるため、現状の恵まれた陽当りや眺望は将来にわたり確保できそうです。
ただしグランベルク馬事公苑に2戸ある、130㎡台の大型住戸はいずれもメゾネット形式(※住戸内が2階建の構造)となっている点には注意が必要です。
しかも地下1階と1階のメゾネット住戸なので、どうしたって地下1階部分の陽当りはもちろん、採光性や風通しは相当に劣ることは否定できません。
最後に、グランベルク馬事公苑の西側隣接地には7階建の「ランドパーク馬事公苑」が、敷地ギリギリのところに建っています。
そのためグランベルク馬事公苑の南西角住戸は、角住戸たるメリットを享受できておらず、過去にグランベルク馬事公苑で取引された5件のうち、実に3件が南西角住戸となっています。
一般に条件が恵まれない物件ほど売りに出やすいといわれ、グランベルク馬事公苑の東南角住戸がまったく売りに出ないところをみると、それも納得せざるを得ませんね。
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