ハウス世田谷松原

Overview

マンション概要

マンション名

ハウス世田谷松原


交通

京王線・世田谷線「下高井戸」駅 徒歩6分


所在地

世田谷区松原4-33-8


建築年月

1995年 11月


構造

鉄筋コンクリート造3階建


総戸数

12戸


新築分譲主

住友商事


施工会社

日本国土開発


専有面積

51.07m2 〜 81.14m2


価格相場

★★★★☆


売り出しレア度

★★★★☆


低層住宅街に落ち着いた雰囲気のハウス世田谷松原

 ハウス世田谷松原は1995年に住友商事によって分譲された、3階建の低層レジデンス。
 住商が分譲するマンションといえばハイム、クラッシィハウス、レジデンスコートがよく知られますが、このようなハウスのブランド名もあったんですね。
 それにしてもマンション名の付け方がシンプルすぎるのは、やはり昭和のなせる業なんでしょうか。

 そんなハウス世田谷松原の外壁はグレータイルが全面に貼られ、低層住宅街のなかシックで落ち着いた雰囲気を醸し出します。
 ちなみにハウス世田谷松原から北に2分ほど歩いたところに同じ住商が販売した「ハウス松原」があるので、マンション名に「世田谷」を差し込んだんでしょうね。

買い物に便利な低層マンションライフ

 ハウス世田谷松原は2路線が利用できる最寄駅の下高井戸から徒歩6分ほどの電車アクセスが優れた立地です。
 そしてマンション周辺は建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域のため、世田谷らしい青空と緑が身近な暮らしが期待できそうですね。

 食料品の買い物は100円ショップが併設されたオオゼキ総本山・松原店が徒歩7分ほどで利用できるほか、SEIYU下高井戸店まで徒歩9分ほどの距離で、利便性高めの立地にあります。
 また、マンションから徒歩4分ほどの距離には球技が楽しめる中規模タイプの赤松公園があるので、老若男女問わず思い思いに楽しめることでしょう。

エレベーターが付いていて安心できるが注意点も

 ハウス世田谷松原の住戸は専有面積が50㎡台から80㎡台までの、ファミリー向けの間取りで構成されています。
 住戸は南向きと西向きとにわかれていますが、隣接地は住宅密集地なだけに眺望の優れた住戸は限定的な印象ですね。

 そして3階建のハウス世田谷松原にはエレベーターが付いているため、将来足腰が弱ったとしても問題なく暮らせる点は安心できそうです。
 ただし、全12戸の小ぶりな規模でエレベーターをはじめとする共用設備を維持修繕していくのは、やはりコスパは悪くなりがちです。
 実際に現行の管理費・修繕積立金の平米単価は576円(2023年8月現在)と、それなりに高水準の負担となっているのも頷けますね。

 さらにハウス世田谷松原では”世田谷低層マンションマジック”が発動し、一般には不人気とされる1階の住戸も比較的に高値で売却できることも見逃せません。
 過去の取引データを見てみても、もはや住戸の所在階と平米単価とはあまり関係がないかのように成約しているフシがありますので、「1階住戸だから割安に買える」と安易に考えないほうが良さそうです。

 最後に、ハウス世田谷松原は壁式工法で建てられているため、躯体となる住戸内の一部の壁を撤去することができません。
 そのためリノベーション工事による間取り変更を前提として購入する場合、希望通りに変更できない可能性がありますので、事前にしっかり調査しましょう。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。