




Overview
マンション概要
マンション名
バウス世田谷上町
交通
世田谷線「上町」駅 徒歩6分
所在地
世田谷区世田谷2-22-22
建築年月
2019年 3月
構造
鉄筋コンクリート造5階建
総戸数
38戸
新築分譲主
日本土地建物
施工会社
風越建設
専有面積
46.77m2 〜 86.69m2
価格相場
★★★★★
売り出しレア度
★★★☆☆
モノトーン調で凛と佇むバウス世田谷上町
バウス世田谷上町は2019年に日本土地建物(現、中央日本土地建物)によって分譲された、5階建のマンションです。
同社は日本勧業銀行(現、みずほ銀行)系列の不動産会社として1954年に設立され、2021年に中央不動産を合併して誕生した総合不動産会社です。
ちなみにマンション名のBAUSとは、”暮らしの基盤となる場(Basis for us)”に由来しており、さらにドイツ語で建築・構造を意味する「BAU」にも着想を得ているそう。
そんなバウス世田谷上町の外壁はホワイトタイルが全面に貼られ、モノトーン調の凛とした佇まいが印象的です。
エントランス上部に伸びる、網目のようにデザインされたタイル装飾が何とも流麗ですね。


南側は公園に面し、恵まれた開放感
バウス世田谷上町は世田谷通りにほど近い、世田谷線上町駅から徒歩6分ほどの住宅街に立地しています。
マンションの接道は北東側のみですが、南側には世田谷二丁目ふれあい公園が隣接し、さらに西側には個人邸宅のお庭が広がり、相当な開放感が得られることでしょう。
食料品の買い物はオオゼキ上町店が徒歩5分ほどで利用できるほか、サミットストア桜店も徒歩7分ほどの距離にあるため、不便さを感じることはなさそうです。
また、渋谷駅や目黒駅、都立大学駅へアクセスできる東急バス弦巻営業所がマンションから徒歩7分ほどの距離のため、バス利用も意外と重宝しますよ。
専有面積に対してバルコニー面積が狭いように感じる
バウス世田谷上町の住戸は専有面積が40㎡台から80㎡台までの、ファミリー向けメインの間取りで構成されています。
住戸は南・西・東向きにそれぞれわかれますが、前に述べたように南向きと西向き住戸の多くは公園若しくはお隣さんのお庭に面するため、陽当りと眺望に恵まれていることでしょう。
いっぽう東向き住戸では5階建の「アルカサル世田谷上町」が視界を遮ってしまっているかもしれません。
3LDKの間取りを見てみると、いわゆる”田”の字型の古典的なものが多く、目新しさはないですが無難で使いやすいでしょう。
ただ、令和の新築マンションの傾向なのか、バウス世田谷上町は専有面積に対してバルコニー面積がかなり狭いように感じます。
例えば専有面積72㎡タイプの住戸ではバルコニー面積が4.7㎡しか付設しておらず、これは個人的な感覚ですが一般の中古マンションの住戸と比べると半分以下の面積です。
最後に、建築資材や人件費高騰の煽りからか、バウス世田谷上町では修繕積立金の値上げが急ピッチで進んでいるようです。
新築当初の修繕積立金の平米単価は120円の設定でしたが、5年後にはそこから2倍近い210円(2025年4月現在)まで引き上げられました。
新築時はデベロッパーが売りやすくするため修繕積立金は安くする傾向にありますが、その姿勢には負の側面が大きく、早期にしっかり値上げを実施した管理組合の賢明さが感じられますね。
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