




Overview
マンション概要
マンション名
シャンボール上北沢
交通
京王線「上北沢」駅 徒歩4分
所在地
世田谷区上北沢4-19-12
建築年月
1970年 10月
構造
鉄筋コンクリート造8階建
総戸数
79戸
新築分譲主
大蔵屋
施工会社
小松建設工業
専有面積
30.85m2 〜 65.34m2
価格相場
★★☆☆☆
売り出しレア度
★★☆☆☆
秀和レジデンス風味なシャンボール上北沢
シャンボール上北沢は1970年に大蔵屋(現、オークラヤ住宅)によって分譲された、8階建のマンションです。
同社は1960年代から70年代にかけて、首都圏全域でシャンボールの名を冠したマンションを販売していました。
ちなみにマンション名は世界遺産に登録されたフランスのシャンボール城から拝借していると思われますが、シャンボール城よりも秀和レジデンス感のほうが強いですね。
そんなシャンボール上北沢の外壁はホワイトの吹付塗装がなされ、アイアン調のバルコニー柵や鮮やかなブルーの屋根はまさしく秀和レジデンスそのものです。
もし仮に館銘板に「秀和上北沢レジデンス」と書いてあっても、まったく違和感はありませんよ。


駅徒歩4分で目の前が小学校の立地
シャンボール上北沢は最寄駅の上北沢から徒歩4分の距離にある、甲州街道から少し入ったロケーションです。
そしてマンションの目の前は上北沢小学校があるので開放感が得られるとともに、日中は子どもたちの歓声などで大いに賑わうことでしょう。
食料品の買い物はサミットストア上北沢店が徒歩5分ほどの距離で利用できるほか、マンションからは徒歩8分ほどかかりますが、八幡山駅周辺まで出ればスーパーが複数あります。
また、簡単な水遊びが楽しめる上北沢公園まで徒歩3分かかりませんので、特に小さなお子さんのいるファミリーにとって夏場は気軽に楽しめそうですよ。
全79戸の安心感に加え管理組合の収支も良さそう
シャンボール上北沢の住戸は専有面積が30㎡台から60㎡台までの、ややコンパクトなサイズの間取りで構成されています。
新築当初の間取りは広さ5帖ほどのダイニングキッチン&居室となっており、現代のライフスタイルに当てはめると新築時2DKは1LDKとして、そして新築時3DKは2LDKとして使う感じでしょうか。
マンションはやや不整形な形状の3棟構成で、西向き住戸2棟と南向き住戸1棟とにわかれていますが、甲州街道側の西向き棟は南向き棟が被るため少し暗そうな印象を抱いてしまいます。
いっぽうで小学校側の西向き棟ならびに南向き棟の陽当りや眺望は、かなり優れているように感じられます。
そしてシャンボール上北沢で何より心強いのは、総戸数が79戸あってスケールメリットが享受できる点にあるでしょう。
2025年にはもはや何回目かわかりませんが大規模修繕工事を実施しており、現行の修繕積立金の平米単価は310円(2022年3月現在)とまずまずの水準で徴収されているのも安心感があります。
加えてマンションの敷地内駐車場は総区画数が少ないこともあってか、ほぼほぼ満車状態がずっと続いているので、これも管理組合の収支面で大いに助かっているはずです。
最後に、築年数はそれなりに経過しているものの駅に比較的近くて住環境に恵まれたシャンボール上北沢は、リノベーション業者にとって手を出しやすいからか、売り物件の多くはリノベ済みであることが多いです。
これは一般個人の買主よりもリノベ業者のほうが資金力が豊富なうえ決断も早く、さらに同業他社との競合の末に一般個人の買主よりも買取価格が高くなる傾向にあるからですね。
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