明大前グランドハイツ

Overview

マンション概要

マンション名

明大前グランドハイツ


交通

京王線・井の頭線「明大前」駅 徒歩4分


所在地

世田谷区松原2-38-9


建築年月

1975年 2月


構造

鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階付14階建


総戸数

102戸


新築分譲主

日経不動産


施工会社

白石建設


専有面積

42.21m2 〜 70.47m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★☆☆☆


昭和レトロ感満載の明大前グランドハイツ

 明大前グランドハイツは1975年に日経不動産によって分譲された、全102戸・14階建の中規模高層マンションです。
 グランドハイツといえばニチメン(現、双日)が分譲するマンションシリーズとして知られますが、調べた限り日経不動産は明大前のほか渋谷でもマンションを販売していました。
 ところでこの日経不動産はあの日経新聞社と何か関わりがありそうなのですが、どうでしょうか。

 そんな明大前グランドハイツの外壁は吹付塗装をメインとしつつ、エレベーター部分をレンガ調タイルで装飾するなど新築当時はモダンなフォルムだったことを窺わせます。
 かなり年季の入ったマンション館銘板は、昭和レトロな雰囲気がプンプンしますね。

明大前駅徒歩4分で買い物に便利な立地

 明大前グランドハイツは最寄駅の明大前から徒歩4分ほどの立地で、新宿・渋谷・吉祥寺・調布など1本でアクセスできる鉄道利便性の高さが大きな魅力です。
 マンションは甲州街道沿いではあるものの開放的な北東角地に佇み、遠目に見てとても存在感がありますね。

 食料品の買い物はフレンテ明大前とロピア松原店がどちらも徒歩3分ほどの距離で利用できるため、用途に応じて使い分けができる点は便利でしょう。
 また、甲州街道を渡ってすぐのところに玉川上水公園があるので、散歩やジョギングをするのにちょうど良い距離感ですよ。

住戸のポジションによって眺望が大きく異なる

 明大前グランドハイツの住戸は専有面積が40㎡台から70㎡までの、ややコンパクトなサイズの間取りで構成されています。
 新築当初の間取りは、居室が広くてリビング(ダイニング)が狭いアンバランスなものが散見されますが、まぁこれも時代ゆえ仕方ないところでしょうか。
 共用廊下は厳密には内廊下設計ではないものの、かなりの部分にすりガラスを設置していて、防音ならびにプライバシー確保の面での配慮が見られます。

 マンションはアルファベットの”T”と”Y”の字の中間みたいな形状をしており、住戸のバルコニーは南向きで陽当りは概ね良さげな雰囲気です。
 ただしマンション南側隣接地の西側には9階建の「ジュエル明大前」が建てられましたので、西側の中低層階住戸は眺望が塞がってしまったかもしれません。
 そのため、眺望の開き具合によって価格差はそれなりに生じると思われますので、売り物件が出た際は早めに住戸のポジションを確認しておくとよいでしょう。

 最後に、明大前グランドハイツは管理組合がしっかり機能している印象で、共用部分はいつも清潔に手入れがされているように見受けられます。
 また、マンション自体は旧耐震基準(※1981年5月31日以前の建築確認)で建築されましたが、東日本大震災後の2015年には耐震補強工事を実施して、現在は新耐震基準を満たしているようですよ。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。