メイゾン上北沢

Overview

マンション概要

マンション名

メイゾン上北沢


交通

京王線「八幡山」駅 徒歩4分


所在地

世田谷区上北沢5-12-2


建築年月

1981年 2月


構造

鉄筋コンクリート造6階建


総戸数

33戸


新築分譲主

東芝住宅産業


施工会社

フジタ工業


専有面積

64.47m2 〜 96.94m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★★☆☆


遊歩道のグリーンが色映えるメイゾン上北沢

 メイゾン上北沢は1981年に東芝住宅産業(現、野村不動産ビルディング)によって分譲された、6階建のマンションです。
 メイゾンと聞くと、かつて山一不動産が販売したマンションシリーズとして知られますが、この東芝住宅産業も秘かにメイゾンを分譲していたんですね。
 ちなみに東芝住宅産業はその後グループ内で合併を繰り返し東芝建物、東芝不動産を経て、最終的に野村不動産の完全子会社となって現在の野村不動産ビルディングとなったようです。

 そんなメイゾン上北沢の外壁はアイボリー調タイルが全面に貼られ、颯爽としたスタイリッシュなフォルムに仕上がっています。
 東側隣接地には遊歩道が整備されていて、マンションを背景に色鮮やかなグリーンが眩しく映えますね。

駅徒歩4分で買い物&飲食に便利な立地

 メイゾン上北沢は最寄駅の八幡山から徒歩4分ほどの距離の、甲州街道沿いに立地しています。
 駅からは車道と歩道が分離した赤堤通りを北上し、歩行者の多い「上北沢四丁目」交差点を通るアプローチのため、小さい子どもでも比較的安心できるルートではないでしょうか。

 食料品の買い物は八幡山駅周辺の複数のスーパーが利用できるほか、赤堤通り沿いには多くの飲食店が軒を連ねていて、利便性はかなり高めです。
 また、遊歩道を北に1分も歩けば上北沢五丁目公園があるため、公園で遊ぶのはもちろんのこと、行き来をするのも安全ですので、子育て世帯には重宝しますよ。

住戸ラインナップはほぼ”田”の字の3LDKで構成される

 メイゾン上北沢の住戸は全33戸のうち27戸が専有面積64㎡タイプの、ファミリー向けの間取りで構成されています。
 64㎡タイプの間取りはいわゆる”田”の字の3LDKで、目新しさはまったくないものの、個人的には最も無難で使いやすい間取りであるように感じますね。

 マンションは南北に長い形状をしていて、バルコニーの向きはすべて西向きに配置されています。
 そして南側には甲州街道が走り、且つ西側隣接地の建物の状況を鑑みるとメイゾン上北沢の北側のポジションの住戸ほど陽当りや眺望、静穏さに恵まれることでしょう。

 メイゾン上北沢のちょっとクセが強い点を挙げると、敷地内駐車場が特定オーナーの分譲駐車場であることです。
 毎月支払う駐車場の管理費は比較的低額なうえ、たまに通りかかって見てみると結構空いてることが多いので、もう少し柔軟な対応ができるんじゃないかと思ってしまいます(余計なお世話でしょうが)。

 さらにメイゾン上北沢では、室内の給湯方式は電気温水器の利用に限られます。
 一般に電気温水器を利用するほうがガス給湯器と比べて利用料金が高い、といわれますので昨今の高騰する電気料金に少しモヤッとするかもしれませんね。

 最後に、メイゾン上北沢はいわゆる旧耐震基準(※1981年5月31日以前の建築確認)で建築されましたが、東日本大震災後の2014年には耐震改修工事を実施して、現在は新耐震基準を満たしているようですよ。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。