グリーンハイム梅ヶ丘

Overview

マンション概要

マンション名

グリーンハイム梅ヶ丘


交通

小田急線「梅ヶ丘」駅 徒歩5分


所在地

世田谷区代田3-31-16


建築年月

1998年 6月


構造

鉄筋コンクリート造地下1階付3階建


総戸数

11戸


新築分譲主

直木建設


施工会社

直木建設


専有面積

44.17m2 〜 66.40m2


価格相場

★★★☆☆


売り出しレア度

★★★★☆


地味で目立ちにくいグリーンハイム梅ヶ丘

 グリーンハイム梅ヶ丘は1998年に直木建設によって分譲・施工された、3階建の低層マンションです。
 同社は1990年代に世田谷でワンルーム系のマンションをメインに販売しており、並行して「グリーンハイム世田谷」などのファミリー向けマンションも分譲しました。
 ちなみに同じ梅ヶ丘エリアにて2001年に「グリーンハイム梅丘Ⅱ」が販売されたのですが、なぜか「Ⅱ」では梅ヶ丘の「ヶ」の字がなくなっており、これは正確にいうと「Ⅱ」にならない気もしますがどうなんでしょう。

 そんなグリーンハイム梅ヶ丘の外壁は濃淡まだらなライトブラウンタイルが貼られ、住宅街のなかでナチュラルに溶け込むフォルムが印象的です。
 ただ、本当に普通の住宅街のなかにひっそりと佇むサマは地味で目立ちにくく、このマンションを知ってる不動産営業マンはあまり多くないような気もしますね。

戸建住宅が建ち並ぶ閑静な住環境

 グリーンハイム梅ヶ丘は最寄駅の梅ヶ丘から徒歩5分ほどの距離の、主に戸建住宅が建ち並ぶ閑静な住宅街に立地しています。
 マンション周辺は建物の高さに最も厳しい第一種低層住居専用地域のため、世田谷らしい青空と緑が身近な暮らしが期待できそうですね。

 食料品の買い物は梅ヶ丘駅周辺の複数のスーパーが利用できますので、利便性は高そうです。
 また、例年2月から3月にかけて行われる梅まつりが有名な羽根木公園までは徒歩5分ほどですので、日課の散歩や家族でピクニックなんかにもちょうど良い距離感ですよ。

全11戸と小ぶりな規模だが、管理コストは抑えが効いている

 グリーンハイム梅ヶ丘の住戸は専有面積が40㎡台から60㎡台までの、主にファミリー向けの間取りで構成されています。
 すべての住戸は南向きですが、マンションの南側隣接地には結構ギリギリに建物が建っているので、眺望が開けるのはおそらく最上階の3階住戸くらいでしょうか。

 3階建のグリーンハイム梅ヶ丘にエレベーターは付いていません(通称:エレなし)が、まぁいうても3階建なのでエレなしがマイナスに働くことはなさそうです。
 むしろエレベーターの維持改修コストを負担せずに済むぶん、エレなしはメリットのほうが上回るといって過言ではありません。

 そしてやはりグリーンハイム梅ヶ丘で気になってしまうのは、全11戸という戸数の少なさでしょうか。
 一般に戸数の少ないマンションは各住戸の管理修繕コストが割高になりがちで、グリーンハイム梅ヶ丘の現行の管理費・修繕積立金の平米単価は509円(2025年4月現在)であり、この数字だとまだまだ上昇の余地があるようにも感じます。
 ただしエレなしをはじめ、常駐管理員を置かずに清掃員のみの巡回管理とするなど、管理コストをできる限り抑えようとする姿勢は好感が持てますね。

 最後に、グリーンハイム梅ヶ丘は壁式工法で建てられているため、躯体となる住戸内の一部の壁を撤去することができません。
 そのためリノベーション工事による間取り変更を前提として購入する場合、希望通りに変更できない可能性がありますので、事前にしっかり調査しましょう。

Map

周辺地図

この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。