パークサイド砧

Overview

マンション概要

マンション名

パークサイド砧


交通

小田急線「祖師ヶ谷大蔵」駅 徒歩20分


所在地

世田谷区砧1-3-5


建築年月

1978年 9月


構造

鉄筋コンクリート造4階建


総戸数

21戸


新築分譲主

日榮開発


施工会社

辰村組


専有面積

39.25m2 〜 62.59m2


価格相場

★★☆☆☆


売り出しレア度

★★★☆☆


元ヒミコマンションのパークサイド砧

 パークサイド砧は1978年に日榮開発によって分譲された、4階建のマンションです。
 日榮開発と聞いて、賢明な弊ブログ読者のなかには「ん?」と感じられる方がおられたかもしれませんが、その気付きは正解です。
 何を隠そうパークサイド砧は、新築時に「祖師ヶ谷大蔵ヒミコマンション」として販売された、隠れヒミコマンションだったんですね。

 そんなパークサイド砧の外壁はホワイトの吹付塗装をメインに、大規模修繕工事によって屋根とバルコニー外壁はライトグリーンに塗り直されました。
 ただ、いくらマンション名を代えたところで滲み出るヒミコ感は止められず、見る人が見ればすぐわかってしまいますがね。

買い物&グルメが楽しめて砧公園も至近

 パークサイド砧は駅からの距離は果てしなく遠いものの、世田谷通りと環八通りが交わる賑やかな「三本杉陸橋」エリアに立地しています。
 その割にパークサイド砧周辺はマンションや戸建が建ち並ぶ住宅街で、穏やかな日常生活を送ることができそうですね。

 食料品の買い物はサミットストア砧店が徒歩3分ほどと至近にあるうえ、世田谷通り沿いには多くの飲食店をはじめとする多彩な店舗が軒を連ねています。
 そして何より都立砧公園までは徒歩8分ほどの立地ですので、子育て世帯からお年寄りまで思い思いに楽しめることでしょう。

エレなしで4階住戸は大変だがデメリットばかりでない

 パークサイド砧の住戸は専有面積が30㎡台から60㎡台までの、ややコンパクトなサイズの間取りで構成されています。
 すべての住戸は南西向きで、バルコニーの先は道路に面しているため、陽当りや眺望は概ね良さそうな雰囲気となっています。

 一点気がかりなのは、道路以外の隣接地はすべて駐車場として利用されており、将来マンションなどに建替えられた場合圧迫感が出る可能性があることでしょうか。
 まぁでもバルコニーの位置からして、陽当りや眺望への影響はなさそうなので、あまり神経質になる必要はないかもしれませんが。

 そして4階建のパークサイド砧にもちろんエレベーターは付いていません(通称:エレなし)ので、特に4階住戸は毎日の階段の上り下りは大変なうえ、将来売るにも貸すにも苦戦必至となるのは間違いありません。
 ただマンション全体でみたときには、むしろエレベーターの維持改修コストがかからないぶん、エレなしはメリットの側面のほうが大きいといえるでしょう。

 最後に、パークサイド砧は旧耐震基準(※1981年5月31日以前の建築確認)で建築されましたが、東日本大震災後の2015年には耐震補強工事を実施して、現在は新耐震基準を満たしているようですよ。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。