ルネ烏山

Overview

マンション概要

マンション名

ルネ烏山


交通

京王線「八幡山」駅 徒歩8分


所在地

世田谷区南烏山1-1-21


建築年月

1974年 9月


構造

鉄筋コンクリート造7階建


総戸数

96戸


新築分譲主

安宅産業


施工会社

長谷川工務店


専有面積

73.79m2 〜 114.97m2


価格相場

★★☆☆☆


売り出しレア度

★★☆☆☆


改修されたエントランスに高級感が増したルネ烏山

 ルネ烏山は1974年に安宅産業(現、総合地所)によって分譲された、7階建のマンションです。
 同社は1970年代からルネシリーズのマンション分譲を展開し、令和に入ってもなおルネの名を冠した新築マンションを販売しています。
 ルネと聞くと、比較的大規模なマンションでファミリー向け住戸が充実している印象がありますね。

 そんなルネ烏山の外壁はアイボリー調の吹付塗装がなされ、バルコニー戸境には長谷工らしいトランプのダイヤのマークが印象に残ります。
 大規模修繕工事に伴い改修されたエントランス周りは少し高級感が増して良い雰囲気に仕上がってますよ。

緑道&環八通り沿いの賑やかな立地

 ルネ烏山は最寄駅の八幡山から徒歩8分ほどの距離にある、環八通り沿いに立地しています。
 そしてマンションの南側には烏山川緑道が流れ、自然が身近に感じられる環境が未来永劫続くのも大きな魅力といえそうですね(ただし浸水リスクに注意)。

 食料品の買い物は八幡山駅周辺の複数のスーパーが利用できるほか、環八通りの向かいには飲食店や趣味の店がひしめき合っており、退屈することはなさそうです。
 また、世田谷に4つしかない都立公園のひとつである蘆花恒春園が徒歩5分ほどで利用できる距離のため、老若男女問わず思い思いに楽しめることでしょう。

直近の大規模修繕工事をみると管理組合の意識が高め

 ルネ烏山の住戸は専有面積が70㎡台を中心とする、ファミリー向けの間取りで構成されています。
 新築当初の間取りを見てみると長谷工らしさが満開ともいえる、いわゆる”田”の字の3LDKをメインに、ありきたりながら使い勝手の良さそうなラインナップとなっています。

 住戸のほとんどは南向きとなっており、前にも述べましたがバルコニーの先は緑道となっているため、陽当りや眺望に恵まれていることでしょう。
 またマンションは東西に長い形状をしているので、西側のポジションの住戸ほど環八通りの騒音の影響は受けずに済むように感じます。

 そしてルネ烏山は管理組合がしっかり機能している印象で、2017年に実施された大規模修繕工事ではエントランスにオートロック設備を導入し、さらにすべての住戸の専有玄関を交換するなど、その本気度が窺えます。
 これは100戸近い規模ゆえに管理修繕コスパは良好で、且つ一部の組合員の意識が高いことが容易に想像できますね。 

 最後にルネ烏山は、いわゆる旧耐震基準(※1981年5月31日以前の建築確認)のマンションであり、首都圏で起こり得る大地震に対する不安は拭いきれません。
 とりわけ環八通りは特定緊急輸送道路に指定されているだけに、今後ますます旧耐震基準のルネ烏山に風当たりが強くなることもあり得ますので気に留めておきましょう。

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この記事を書いている人

 仕事では20年以上世田谷のマンションの売買仲介とリノベーション再販を行い、プライベートでも世田谷のマンションに20年以上居住。

 個人では過去に世田谷のマンション購入9回、売却5回、理事3回を経験するなど、ふと気づいたら生粋の世田谷マンションマニアと化していました。

 そんな私の経験が「マンション購入を検討しているけれど悩んでいる…」という方の参考になれば、とページを作成しています。もっと詳しく知りたい方や、マンション購入のサポートを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。